2月15日に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)を訪れました。
目的は雪景色を見るためです。
前日の雪が残っているはずだと思い、普段、なかなか見ることのできない智積院の雪景色がどんなものか見たくなったんですよね。
ところどころに残る雪
智積院は、京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩くと到着します。
総門の屋根にはうっすらと雪が積もっていました。
もっと、たくさん積もっていると思ったのですが、当てが外れましたね。
七条駅を出た時に道路に雪が残っていなかったので、不安ではあったのですが。
智積院の入口は、総門の南にあります。
その入口付近にも、わずかに雪が残っていました。
参道の脇は、割と多くの雪があるのですが、芝生や苔の上には、それほど雪が積もっていません。
庭園の拝観入口付近の紅梅が、花を咲かせていました。
雪のことばかり考えていましたが、そろそろ梅が咲き始める時期ですね。
この場所に植えられている紅梅は、比較的早く花を咲かせます。
まだ3分咲き程度ですが、きれいな赤い花が寒さに負けず元気に咲いていましたよ。
参道の先に建つ金堂の屋根の上にも雪が積もっていますが、ほとんど解けかかっていました。
この日は、何やら法要が行われていたので、金堂の中に入ってお参りをするのは控えておきました。
金堂まで続く参道の脇の雪。
お寺の方が、雪を脇に移したのでしょうか?
そうしないと、参道を歩きづらいですからね。
白梅も枝がところどころ白くなっていました。
先ほどの紅梅よりも咲くのは遅いですが、真っ白な花がちらほらと開いていましたよ。
とは言え、ほとんどがつぼみの状態なので、見ごろになるのは3月上旬でしょうね。
雪を求めて境内を散策。
どこも、雪が降り積もっているといった感じではなく、解け始めているような状態ですね。
この日は、しとしとと小雨が降っていたので、その影響で早く溶けだしたのかもしれません。
最も雪が積もっていたのは、金堂の南に建つ明王殿の前の苔のところでした。
ところどころ、苔が見えますが、白色の方が多いので、雪景色といえなくもないですね。
前日の大雪はどこに行ってしまったのでしょうか。
やはり、きれいな雪景色を見ようと思ったら、雪が降っている時に出かけないといけないのでしょうね。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。