2014年は午年ということもあって、元日は、馬と関係のある藤森神社(ふじのもりじんじゃ)に初詣に行きました。
藤森神社は、競馬関係者や競馬ファンの方が多く参拝する神社なので、おそらく元日もそういった方々が参拝していると思います。
それ以外にも、今年は午年なので、例年よりも初詣客が多いのではないかと予想されます。
とは言え、普段はそれほど参拝者が多くない神社なので、気楽に初詣に行っても問題なさそうと思っていたのですが、考えが甘かったですね。
鳥居から本殿まで長蛇の列
藤森神社は、京阪電車の墨染駅から北東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
鳥居の前に到着したのは、午後1時頃でした。
30分程度でお参りできるだろうと思っていたのですが、鳥居をくぐってすぐの場所から長蛇の列ができていました。
藤森神社の参道はとても長いので、本殿からここまで行列ができているということは、もしかして1,000人ほど並んでいるのではないでしょうか。
少なく見積もっても500人は並んでいると思います。
しかも、参道は一部が駐車場になっているので、人が歩ける幅は道路の歩道ほどの広さしかありません。
さらに車が入って来るたびに警備員の方に行列の歩みが止められるので、なかなか前に進むことができません。
ちょっとずつしか進まない行列。
途中、鳥料理のお店が出ていて、焼き鳥が1本50円という激安価格で販売されていました。カワだったのですが、こういったところで焼き鳥1本50円なんて安すぎます。
鶏がらスープも100円と良心的なお値段です。
美味しそうだったから食べたかったのですが、ここで列からはみ出してしまうと、また最初から並び直しなんてことにもなってしまうかもしれません。
なので、焼き鳥は我慢することに。
50分ほど経ったところで、やっと割拝殿の前まで来ました。
ここを過ぎれば本殿なのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
拝殿の中に置かれていた大きな左馬(ひだりうま)の絵馬
左馬は、馬を反対から読むと「まう」になり、めでたい席での舞いを連想させることから、福を招くといわれています。
また、その形が向かって右に走っていく馬の姿に見えることから「右に出る者なし」ということで、吉兆の意味を表すともいわれていますね。
行列に並んでちょうど1時間たった頃、ようやく本殿の姿が見えてきました。
どうにか1時間10分ほどして、本殿にお参りすることができました。
午年のこの1年間、勝運に恵まれるようにお祈りしておきましたよ。
賑わう境内
本殿への参拝者の列がとても長かったことから、境内は大変賑わっていました。
そんな賑わいを横目に私は、不二の水を汲みに行くことに。
不二の水は、藤森神社のご神水で、二つとない美味しい水という意味があります。
武運長久、学問向上、勝運を授けてくれる水として信仰されているとのこと。
この水を1リットル汲んで帰りましたよ。
さて、境内では、午後2時頃から神楽殿(かぐらでん)の前で、太鼓を打ち鳴らす音が聞こえてきました。
勇ましい太鼓の響き。
叩くたびにお腹に振動が伝わってきます。
その隣では餅つきも行われていました。
参拝者の方も参加できるようで、外国からお越しの方も、餅つきをしていましたよ。
つかれた餅は、振舞い餅として、参拝者に配られます。
それにしても、本殿へと続く行列が途切れることがありませんね。
以前、1月2日と6日に参拝したことがあるのですが、その時は、全然混んでいなかったんですけどね。
やはり元日は毎年混むのでしょうか、それとも午年の時だけ混むののでしょうか。
1月の間は、宝物殿も公開されるとのこと。
中に入ると、藤森祭の絵巻、火縄銃、大筒なんかが展示されていました。
普段、目にする機会がないものばかりなので、貴重な体験ができました。
他には、有名ジョッキーの方のサインも展示されていましたよ。
2011年の三冠馬のオルフェーブルの主戦の池添謙一騎手や2012年の三冠牝馬のジェンティルドンナの主戦の岩田康誠騎手など、12名のジョッキーの方のサインがありました。
藤森神社では、馬の縁起物を授かりました。
家の軒先にある軒先瓦の円板の部分に馬の絵を施した招福置物で、午文(うまもん)の瓦当(がとう)というものです。
ひとつ1,000円です。
さらに勝運御守も授かりました。
「勝運御守」と金色の刺繍が施されています。
裏には藤森神社の刺繍も入っていますよ。
薄いお守りなので、財布に入りやすくとても便利です。
今年1年間は、肌身離さず身に付けておきましょう。
なお、藤森神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。