2014年2月7日にオープン予定のザ・リッツ・カールトン京都。
場所は、二条大橋の西側で、以前、ホテルフジタ京都があったところです。
ホテルフジタ京都が閉館したのが2011年1月だったので、この地は3年もの長い間、利用されていなかったことになります。
ザ・リッツ・カールトン京都の建設計画が発表されたのが2011年夏頃で、それから約2年後の2013年秋には、ほぼ建物が完成に近づいていました。
遠くから見たら工事が終わっているかのよう
たまたま二条大橋を渡る機会があったので、ザ・リッツ・カールトン京都の工事の様子を少しばかり見学してきました。
橋の上から見た感じだと、もうほとんど完成しているように思えます。
以前にあったホテルフジタ京都と比較すると、窓ガラスが大きめで、建物全体が日差しを浴びて輝いているように見えます。
建物の高さは、3階建てか4階建てくらいで、大阪のリッツ・カールトンよりも低いですね。
もともとホテルフジタ京都もこれくらいの高さだったので、違和感がありません。京都の街並みに溶け込んでいて良いのではないでしょうか。
でも、低い建物とは言え、地下2階に宴会場があるので、実質的には5階建てか6階建てのようなものですね。
さて、遠くから見たら、ほぼ完成しているようだったのですが、ホテルの近くまで来ると、まだ工事が行われていました。
工事が行われているのは、ホテルの入口付近。
他にも入口があるのかどうかはわかりません。ここの工事が終われば、ほぼ完成なのでしょうね。
工事中の入口付近に近づき、きれいな塀を見ると、リッツ・カールトンのロゴが描かれていました。
「THE RITZ-CARLTON」と書かれている下に「KYOTO」とありますね。
いよいよ世界的な高級ホテルが京都にやって来たという感じですね。
ザ・リッツ・カールトン京都のロケーションは、客室から鴨川の流れを見れる京都らしい景色を楽しめる場所。
実際に泊まったことがないのでわかりませんが、鴨川側に窓ガラスがあることから、館内から鴨川を見れるはずです。五山送り火の時は、「大」の字を見れそうですよ。
客室数は134室。
意外と少ないですが、高級ホテルだとこれくらいですかね。
レストランは、La Locanda(ラ・ロカンダ)というイタリアンと水暉(みずき)という日本食があります。
どちらも京都の食材と世界各地から取り寄せた食材を使った料理を楽しめるそうです。
2泊するなら、両方とも食べることができますね。
特にイタリアンの方は、公式サイトによると、「藤田財閥の創始者である藤田伝三郎の別邸として使われていた『夷川邸』をプライベートルームとして店内に移築」したということで、和室の中にテーブルが置かれたおしゃれな空間となっています。
ここで食事をすると、明治時代や大正時代のお金持ちになったような気分に浸れそうですね。
ザ・リッツ・カールトン京都が建っている地下鉄京都市役所前駅周辺は、京都ホテルオークラ、京都ロイヤルホテル&スパ、「ロイヤルパークホテル ザ 京都」といった高級ホテルが建ち並んでいます。
高級旅館も多いですね。
ザ・リッツ・カールトン京都がオープンすることで、市役所周辺は、ますます高級感が増しそうです。