6月7日。
京都市左京区の平安神宮が、神苑を無料開放するということで参拝してきました。
毎年、この時期は、ハナショウブとスイレンが神苑内をきれいに彩ります。
西神苑のハナショウブ
平安神宮は、地下鉄東山駅から北に10分ほど歩くと到着します。
大きな朱色の鳥居がとても目立つので、迷うことはないでしょう。
平安神宮の境内は、広大です。
遠くに見える大極殿は、とても大きな建物なのですが、入口の応天門からだと小さく見えますね。
それくらい境内が広いということです。
大極殿にお参りを済ませて、境内の西にある神苑の入口へ。
続々と参拝者が神苑に入っていきます。
最初に向かうのは南神苑です。
ここはサツキが多く咲いています。
フユアオイもきれいですね。
全体的にサツキは、見ごろ過ぎなのでしょうか。
ちょっと花が少ないですね。
南神苑を見た後は西神苑へ。
西神苑は、梅雨時になると、中央にある大きな白狐池のハナショウブが見ごろを迎えます。
青色、紫色、白色のハナショウブがたくさんの花を付けています。
紫色の花が特にきれいですね。
花弁は、真ん中に行くほど白くなっています。
西神苑にはスイレンもたくさん花を咲かせていましたが、中神苑のスイレンの方がきれいなので、写真は省略します。
その代わり、スイレンと一緒に咲いていたコウホネの写真を載せておきます。
コウホネは、花が小さくて葉が大きいので、あまり目立ちません。
でも、花が黄色いので、見つけにくいといったことはないですね。
中神苑のスイレン
中神苑にやってきました。
中神苑も西神苑と同じように敷地の大部分が蒼龍池と呼ばれる池で占められています。
池の色々なところで、赤色や黄色のスイレンが咲いていますね。
上の写真の奥に見える石は臥龍橋という橋です。
いつもは、渡ることができるのですが、今回は立ち入り禁止になっていました。
無料開放の日は人が多いからなのか、過去に池に落ちた人がいたからなのか、わかりませんが、この日だけ渡ることができませんでした。
それにしても水面に咲くスイレンを見ていると涼しく感じますね。
東神苑の栖鳳池と泰平閣
最後は東神苑です。
ここには、栖鳳池と呼ばれる大きな池とその上に橋のように建っている泰平閣が見どころです。
池には鯉や亀がいて、エサを与えることもできます。
池のほとりでは、アジサイが咲き始めていました。
見ごろを迎えるまであと10日程度はかかりそうです。
泰平閣を渡ります。
泰平閣の両端は、休憩できるように腰掛となっています。
そこに座って眺める栖鳳池は格別です。
池のほとりで咲くサツキと泰平閣。
この景色もなかなか爽やかですね。
これで、神苑の鑑賞は終了です。
ハナショウブは、6月中旬頃まで見ごろを保っているでしょう。
スイレンは夏にも咲いているので、そんなに急いで見に行かなくても良いでしょう。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。