2月も下旬になると、そろそろ京都の各地で梅が良い具合に咲き始めているはず。
とは言え、まだまだ寒い日が続くので、どのくらい咲いているのかは、実際に見てみないことにはわかりません。
なので、こういう場合は、拝観料が必要ないところに梅の様子を見に行くのが良いでしょう。
ということで、2月20日に京都市東山区の法住寺の梅を見てきました。
咲き始めた紅梅
法住寺は、京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
梅は、山門と竜宮門の近くに植えられています。
まずは竜宮門近くの紅梅を観察。
パッと見た感じでは、まったく花が咲いていません。
どうやら来るのが早かったようです。
それにしても2月20日で枝だけというのは、開花がちょっと遅いような気がしますね。
紅梅に近づいて見ると、つぼみが膨らんできているのがわかりました。
もうそろそろ花が開き始めそうです。
少しくくらいは咲いている花があるだろうと、木の周りを歩きながら観察していると、見つけました。
開花して間もない赤い花が、枝にしがみつくように咲いていました。
小さな花ですが、寒さに負けずに花弁を広げていますね。
上の花以外にも、もう1輪咲いていましたよ。
紅梅のつぼみは、上の方の枝に付いているものは、下の方に付いているものよりも膨らんでいましたよ。
この日の状況から予想すると、紅梅の見ごろは、3月に入ってからになりそうですね。
まだ寒い日が続くようですから、しばらくは、つぼみが目立つ状況なのではないでしょうか。
次は、山門の近くに植えられている白梅を観察することに。
白梅は、紅梅よりも開花が遅いため、この日は全く花が咲いていませんでした。
つぼみもまだまだ小さく、固い感じですね。
この状況だと、白梅の見ごろ時期は予想が難しいですね。
ちなみに昨年は3月6日に花は咲いていましたが、満開というほどの咲き具合ではありませんでした。
おそらく今年も3月上旬には花を咲かせているでしょうが、満開とまではいかないかもしれませんね。
もう少し気温が上がってくれば開花が早まるかもしれませんが、2月中に見ごろを迎えることはなさそうです。
2月も下旬に入ったので、もっと花が咲いていると思ったのですが、残念でしたね。
自然に関することなので、仕方ありません。人間が自然に合わせて行動するしかないですね。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。