京都市北区にある船岡山は、背の低い丘のような山です。
船岡山には、公園と建勲神社(たけいさおじんじゃ)があります。
山には、カエデが多いというほどではありませんが、何本もあるので、秋になると紅葉を楽しむことができます。
ということで、11月下旬に船岡山と建勲神社に紅葉を見に行ってきました。
船岡山
市バス亭「船岡山」で下車し、南に少し歩くと船岡山があります。
山への入口には、金色に染まったイチョウの木が1本。
緩やかな坂道を進み、山の中腹辺りに来ると、道の脇に真っ赤に染まったモミジが何本もありました。
船岡山は、標高約112メートル、東西約400メートルの丘陵で、船に似た姿をしていることから、その名が付きました。
頂上からは、京都市街をぐるっと眺めることができます。
頂上にあったモミジは、たっぷりと日差しを浴びて鮮やかな赤色になっていましたよ。
建勲神社
船岡山の頂上で小休止した後は、建勲神社へ。
建勲神社は、船岡山の上に建っています。位置は、山の南東になります。
建勲神社へと向かう途中にも、赤色、オレンジ色、黄色に染まったモミジがところどころにありましたよ。
入口近くの石段のモミジも良い感じに色付いています。
反対側の石段のモミジは、日差しを浴びてキラキラと光っています。
参道の脇にも何本かカエデが植えられていますが、こちらは、青葉が多かったですね。
真っ赤なモミジもありましたが、全体的に色付き始めたばかりといった感じです。
そして境内に到着。
石段上の拝殿前のカエデは、オレンジ色から赤色に変わりつつある状況。
下から見ると、こんな感じです。
建勲神社は、織田信長を祀る神社で、明治2年(1869年)に明治天皇によって創建されました。
拝殿前から東を望むと、晴れている時には、大文字山が見えます。
しかし、訪れた日は、やや雲が多かったので、大文字山が見にくかったですね。
船岡山も建勲神社も、観光で訪れる人は少なめです。
紅葉の時期でも、あまり人に知られていないせいか、境内には、私以外に誰もいませんでしたよ。
モミジは、それほど多くはありませんが、静かに紅葉狩りをしたい方は、船岡山に上って、建勲神社にお参りすると良いのではないでしょうか。
なお、建勲神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。