叡山電車の修学院駅周辺は、紅葉の名所がいくつもあります。
多くの名所が拝観料が必要となるのですが、鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)は、無料で境内に入ることができます。といっても、神社の場合は、どこも基本的に無料でお参りできるのですが。
11月12日にそろそろ色付いている頃だろうと思い、鷺森神社に紅葉を見に行ってきました。
参道は色付き始め
鷺森神社は、叡山電車の修学院駅から15分ほど東に歩くと到着します。
入口付近は、あまり色付いていないようですね。
鳥居をくぐり、参道を進んでいきます。
参道は、一部が駐車場となっています。
駐車場あたりのカエデは、色付き始めといった感じで、まだまだ青葉が多いですね。
参道を半分ほど進んだ辺りも、青葉が多く、日当たりが良いところだけ紅く色付いていました。
参道で最も紅葉が進んでいたのが、下の写真に写っているカエデです。
まだ見ごろには早いですね。
カエデの後ろに写っているのは、イチョウです。こちらは、もう十分に黄葉が見ごろとなっていましたよ。
参道を奥まで進み境内の近くにやってきました。
この辺りもまだまだ青葉が多く、紅く色付いているのは少しだけでした。
後ろを振り返ってみると、先ほどのイチョウがきれいに見えました。
間近で見ると背が高く見えましたが、遠くから見ると意外と低いものですね。
境内と御幸橋
鷺森神社の境内へ。
鷺森神社が、この地に定まったのは、元禄2年(1689年)のことです。
社地は、後水尾上皇から賜っています。
石段を上り本殿にお参り。
鷺森神社は、家内安全、旅行安全、厄除などのご利益があります。
紅葉狩りで、この周辺を散策するなら、まずはここで旅行安全を祈願しておくとよいでしょう。
境内は、ほとんど紅葉していませんでした。
そもそも境内にカエデが少ないというのもあるのですが、松がやや茶色くなっているだけで、それほど秋らしさを感じる景色ではありませんでしたね。
境内の南に架かる御幸橋へ。
御幸橋は、後水尾上皇や霊元法皇が修学院への御幸の際に渡った橋と伝えられています。
もともとは音羽川に架かっていたのですが、昭和42年(1967年)に鷺森神社に下賜され、その南を流れる宮川に架設されました。
御幸橋付近のカエデもまだ青葉の状態で、紅葉には時間がかかりそうでしたよ。
11月12日の状況から予想すると鷺森神社の紅葉の見ごろは、11月20日以降になると思います。
なお、鷺森神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。