11月に入ると、京都は少しずつ木々の葉が赤色や黄色へと変わっていきます。
そろそろ紅葉シーズンの始まりとなるわけですが、まだ11月上旬では、ほとんどの紅葉の名所では色付き始めか青葉の状態です。
そういうことはわかっているのですが、11月6日に京都市左京区の岡崎界隈の色付き具合を確認してきました。
秋らしいもの悲しさが漂う岡崎
岡崎疎水沿いの仁王門通に到着。
交差点で信号待ちをしている間に写真を1枚撮影しました。
この辺りの木々の葉は、ほとんどが赤色や黄色に色付いていました。
岡崎疎水の両岸にある木々の葉も色付いています。
春は、桜の花が両岸を埋め尽くして華やかなのですが、秋は、ご覧のようにもの悲しい景色に変わります。
しんみりとした雰囲気が秋らしいですね。
枝にアオサギが留まっていました。
全く動く気配がありません。
まるで置物のようです。
アオサギは、他の枝にも留まっており、上の写真のように微動だにしませんでした。
動かないアオサギは、秋の岡崎疎水の名物なのかもしれませんね。
名物と言えば、平安神宮の大鳥居も忘れてはいけません。
朱色の橋とともに秋にぴったりの姿をしています。
大鳥居をくぐって岡崎公園に向かいます。
公園内の木は、ほとんどが黄色や赤色に姿を変えていましたよ。
まさに秋の風景といった感じです。
岡崎公園の次は平安神宮に参拝です。
応天門をくぐり、境内に入ると、大極殿前の左近の桜と右近の橘も色付き始めていました。
下の写真は右近の橘です。
まだまだ全体的に緑色が多いですが、真ん中あたりが黄色く色付いていますね。
左近の桜は、もう大部分が赤色になっていました。
もうしばらくすると、葉が散り始めそうです。
平安神宮にお参りを済ませた後は、来た道を岡崎疎水まで戻ります。
途中、京都市美術館前の木が真っ赤に色付いていました。
岡崎界隈の紅葉は、もう十分に見ごろといった感じでした。
11月上旬から中旬にかけて、京都に行く予定がある方は、岡崎にも足を運んでみると良いのではないでしょうか。
ただ、岡崎界隈は、カエデの木がほとんどありません。
なので、カエデの紅葉を見ようと思っている方には、あまりおすすめできませんね。
平安神宮の神苑内には、カエデの木があるので、11月下旬に訪れると、きれいなモミジが見れると思いますよ。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。