8月下旬。
京都市中心部のフヨウの名所である妙蓮寺へ。
あまり観光客の方が訪れないお寺なので、境内がいつも静かなのが魅力です。
そろそろフヨウも見ごろになっている頃でしょう。
山門前の赤いフヨウ
妙蓮寺は、地下鉄鞍馬口駅から西に10分ほど歩いた辺りに建っています。
この近くは、妙覚寺や妙顕寺など「妙」がつくお寺がいくつかあるので、間違えないように注意してください。
妙蓮寺の山門前に到着。
真っ白な雲を背景に建つ山門は、なかなか見ごたえがありますね。
山門へと続く参道の両脇に赤いフヨウの花が咲いていました。
由緒書付近が最もにぎやかです。
とても大きく赤いフヨウの花。
この日の最高気温は35度だったので、フヨウの花も暑そうな感じで、みずみずしさが少しばかりなくなっているようでした。
花弁の外側が黒く焦げているようになっているものも、いくつかありましたね。
境内のフヨウ
山門をくぐり境内へ。
境内に入ってすぐの辺りには、ピンク色のフヨウが咲いていました。
境内は、山門前よりも色の薄いフヨウがいくつも咲いていました。
真っ赤な花よりも薄い色の花の方が、夏は涼しく感じますね。
本堂の手前には、10月から咲きはじめ翌年4月に見ごろを迎える御会式桜(おえしきさくら)が植えられています。
もちろん今は夏なので、桜の花は咲いていません。
本堂にお参りをしたいところですが、あいにく工事中で、近くに寄ることはできません。
本堂を背景にフヨウを撮影すると、工事中の姿が写ってしまうので、今回はあきらめることに。
本堂の前には、フヨウが整然と植えられていて、まるで壁のようになっていました。
花は少なめ。
それにしても青々としたフヨウの壁は、夏らしさを感じさせてくれますね。
曇り空を背景にフヨウを撮影。
全体的に晴れてはいたのですが、ところどころ雨雲のような灰色の雲が浮かんでいました。
この日は、1日中雨は降りませんでしたが、この時期は、晴れていたかと思ったらいきなり豪雨になることもあるので、京都散策の際は、折り畳み傘を用意しておいた方が無難です。
境内のフヨウを一通り観賞した後は、休憩所へ。
木々に覆われた空間にテーブルとイスが置かれています。
木陰でじっとしていると、心地良い風が吹き抜けていきました。
木陰に入っている方が、ビルの影にいるよりも涼しく感じますね。
最後に休憩所近くのフヨウを撮影して妙蓮寺を後にしました。
なお、妙蓮寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。