11月3日に八坂神社の舞楽を観覧した後、周辺の紅葉の状況を見てきました。
観察したのは、八坂神社の境内、円山公園、長楽寺の参道です。
時期的に紅葉にはまだ早いのですが、この頃に見ておけば、いつ見ごろを迎えそうかを予想するのに役立つだろうと思い、記事に残すことにしました。
八坂神社
まず最初は八坂神社から。
西楼門から本殿へと向かう参道のカエデは、まだまだ緑が多い状況です。
中には、紅く色付き始めているものもありましたが、真っ赤に染まるには、かなりの時間が必要だと思います。
祝日ということで、境内は多くの参拝者の方で賑わっていました。
境内の北東に建つ鳥居付近のカエデもほとんど緑色の状況。この辺りは、八坂神社の境内の中で特に色付きが遅いように感じました。
やや黄色くなっている葉もありますが、ここも見ごろはかなり先になりそうです。
八坂神社の境内で一番早く色付き始めたのが、御神水付近のカエデです。すでに9月の中旬から葉が紅色に変化し始めていました。
やや紫色に見えますが、この木は3割ほどの葉が紅く染まっていました。このカエデだけは、他よりも早く見ごろを迎えそうですね。
円山公園
次は、八坂神社の東にある円山公園へ。
公園内の景色が秋らしくなってきていますが、葉の色付き具合はまだまだですね。
でも、池の周りに植えられているカエデは、結構紅くなってきています。
池周辺だけなら、あと1週間もすれば、半分くらいは紅葉してそうです。
ただ、円山公園全体の紅葉は、まだまだ先だと思います。
長楽寺
最後は長楽寺。
長楽寺は、円山公園の奥に建っています。
ご存じない方も多いと思いますが、長楽寺は、知る人ぞ知る東山の紅葉の名所です。
平清盛の娘の建礼門院徳子が壇ノ浦の戦い後に一時的に身を置いたお寺としても知られています。
今回は境内には入らず、参道のカエデだけを観察しました。
八坂神社や円山公園と同様に長楽寺も、まだまだ葉が緑色です。
部分的に黄色くなっている葉もありましたが、本格的な紅葉までは時間がかかりそうな印象でした。
以上、11月3日時点の八坂神社、円山公園、長楽寺の紅葉の状況でした。
どこも色付き具合はほぼ同じくらいで、まだ紅くなり始めたばかりといった感じです。
この状況だと、見ごろを迎えるのは11月20日以降になりそうですね。