京都府宇治市には、世界遺産に登録されている平等院があります。
なので、平等院は、観光や旅行で訪れる方が多く、特に初夏は名物の藤を目当てにたくさんの方が拝観されます。
ツララのような紫色の藤の花
その名物の藤は、拝観受付から50メートルほど歩いた辺りにあります。
棚には、秩序整然と藤が並んでいます。
やはり、この藤棚は人気で、たくさんの参拝者の方が近づいて、その紫色の花に魅了されていました。
立った状態で藤の花を観るのも良いのですが、屈んで下から見上げるのもおすすめ。
まるで、紫色のツララのようです。
太陽の光が当たってやや透けたように見えるのもきれいですね。
近くで見る藤の花は下のような感じ。
あまり近づかず、遠目で見た方が良さそうです。
ちなみに初夏の平等院と言えば、藤棚越しに鳳凰堂を撮影した写真をよく見かけると思いますが、残念ながら、ベストスポットは大渋滞だったので、撮影を断念しました。
「京都写真(Kyoto Photo)」さんが下記記事で、その写真を掲載していますので、ご覧になってください。
ツツジも見頃
藤の花が良い感じで咲く頃は、ツツジも見頃を迎えます。
ツツジは、入場してすぐの場所から藤棚の辺りまで多く植えられています。
紫色の藤の花と白色や赤紫色のツツジの花が、よく似合っています。
ツツジは他にも鳳凰堂の前の池の周囲にも植えられています。
真っ赤なツツジも見事です。
白色、赤紫色、ピンク色のツツジの共演。
真っ白な花とピンク色の花が一緒に咲いているツツジを発見。
ここまで藤とツツジを紹介してきましたが、やはり、平等院と言えば鳳凰堂を見ないわけにはいきません。
まさに鳳凰が翼を広げたように横に長い建物で、全景を写真に収めるのが難しいですね。
なので、少し斜めから撮影。
正面からの写真撮影にも挑戦したのですが、記念撮影される方が多くて、結局断念しました。
鳳凰堂を正面から撮影する場合は、朝早くに訪れた方が良さそうです。
他にも平等院では、鳳翔館に保管されている様々な宝物を鑑賞することができます。
鳳凰堂の屋根に乗っていた鳳凰や天下三名鐘のひとつとされる鐘楼など、興味深い宝物がたくさん展示されていますので、平等院に訪れた時は、ぜひ鳳翔館にも入ってみてください。
平等院の拝観を終えて、門から出ると新緑が黄緑色に輝いていました。
なお、平等院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。