京都市伏見区の城南宮では、2月下旬から3月上旬にかけてたくさんの枝垂れ梅が花を咲かせます。
枝垂れ梅が植えられているのは、神苑内の春の山。
この時期は、見頃を迎えた枝垂れ梅を一目見ようと、たくさんの観光客の方が城南宮に訪れます。
白色とピンク色に包まれた世界
城南宮に到着すると、境内に1本だけ植えられている枝垂れ梅が見頃を迎えていました。
神苑内の枝垂れ梅が見頃かどうかは、この枝垂れ梅を基準に判断するのが良いですね。
神苑の入り口は、境内の西側にあります。
入り口で拝観料を納めて、いざ神苑へ。
枝垂れ梅がある春の山へは、脇に様々な種類の椿が植えられた細い道を通って行きます。
春の山に到着すると、そこには満開の枝垂れ梅と観光客の方がいっぱい。
境内にあった枝垂れ梅と同様、春の山の枝垂れ梅も見頃を迎えています。
やはり、境内の枝垂れ梅は、神苑内の枝垂れ梅の開花状況を確認するのに役立ちますね。
春の山は、どこを見てもたくさんの花を付けた枝垂れ梅ばかり。
このような光景は今までに見たことがありません。
とにかく春の山は、白色とピンク色だらけ。
どなたもこの光景を写真に収めようとカメラを構えています。
私も白梅に近付いて写真撮影。ピンク色の枝垂れ梅を背景にしてみました。
春の山で一番人気があるのが、みそぎの小川付近です。
枝垂れ梅、小川の流れ、緑の葉の共演に多くの方が魅了されていました。
小川に浸かってしまいそうなほど、枝が垂れた梅を発見。
ぎりぎり水に浸かっていませんが、このまま成長したら、小川に届きそうです。
春の山には、椿もたくさん植えられています。
枝垂れ梅と椿の共演もなかなかのもの。
それにしても一度に枝垂れ梅が咲き乱れる光景は見事です。
体を低くして見上げると、まるで枝垂れ梅の傘の中に入っているようです。
春の山の南側は、人が多く、枝垂れ梅だけを撮影するのが難しいのですが、北側に行くと一気に人が減ります。
人が多くて、南側から撮影できなかった灯籠と枝垂れ梅も北側からだと何の苦もなく写すことができます。
私が訪れた日は、曇り空で少し雨が降ったりもしていたため、写真が暗めです。
しかし、実際に城南宮に訪れるとわかりますが、曇りの日でも枝垂れ梅の観賞にはほとんど影響がありません。
でも、できることなら晴れた日に訪れたいですね。
なお、城南宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。