2月21日に京都御苑の梅林を訪れた時は、まだまだ多くの梅がつぼみばかりの状態でした。
その時の様子から見頃は3月上旬だろうと予想していたので、もう一度、3月4日に京都御苑に梅を観に行ってきました。
咲く時期が異なっている梅
やはり、3月に入ると梅の花もかなり咲いていますね。
梅林の南北中間点辺りに植えられた紅梅は満開です。
淡いピンク色の梅の花が枝にびっしりと付いています。
紅梅の多くは、今が見頃という感じで、中にはやや盛りを過ぎたものもあります。
ところが、白梅の方は見頃を迎えているものは少なく、つぼみだらけのものが多数ありました。
下の写真の白梅も咲いている花は1輪だけで、ほとんどがつぼみの状態です。
どうやら京都御苑の梅林に植えられている梅は、開花時期がバラバラのようですね。
そう言えば、以前に閑院宮邸で、京都御苑では、生物多様性の考え方から多種多様な植物を植えていると教えてもらったことがあります。
もしかしたら、梅林の梅も様々な種類のものを植えているから、開花時期が異なっているのかもしれませんね。
梅林の南側の紅白の梅は、見頃を迎えていました。
ここにある2本の梅はいつも大人気で、多くの方が写真撮影をしていました。
確かにここの梅が、京都御苑の梅林の中で一番きれいです。
2月21日の段階でも、まずまず花が咲いていたので、それほど変わった感じはしませんが、よく見ると花の数が増えています。
2月21日時点の京都御苑の梅林の写真と比較してみてください。
上の紅白の梅がある辺りで梅林は終わりなのですが、通路を挟んだ南にも数本の梅の木が植えられています。
こちらの梅も見頃を迎えていました。
夕方近くだったので、写真が暗く、咲き具合がわかりにくいですが、近くに寄って枝を見たら、びっしりとピンク色の花が付いていました。
先ほども書きましたが、京都御苑の梅は、それぞれ咲く時期がずれているようなので、梅の花で埋め尽くされた梅林を見るのは難しいと思います。
しかし、早咲きのものから遅咲きのものまで多種多様に植えられているということは、長い期間、梅を楽しむことができるということですね。
大体遅咲きのものは3月中旬まで花を咲かせているようですよ。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。