4月も15日を過ぎるとどこの観光名所も桜が散り始め、お花見の季節の終わりを感じます。
これから初夏になり、新緑が美しい季節となりますが、まだまだ桜も名残惜しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、京阪電車の八幡市駅からケーブルカーに乗って石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に訪れてみるといいと思います。
遅咲きの桜
4月上旬の石清水八幡宮の山上は、一面ソメイヨシノで覆われていました。
ソメイヨシノの見頃は、他の桜の名所と同じ頃なのですが、ソメイヨシノが散り始めると、今度は八重桜と枝垂れ桜が見頃を迎えます。
私は、遅咲きの桜を見るために17日と19日に石清水八幡宮に訪れました。
下の写真は17日に駐車場の入り口付近に植えられていた桜を撮影したものです。
駐車場のソメイヨシノは完全に散ってしまっていたのですが、こちらの桜はまだがんばって花を残していました。
しかし、緑色の葉がところどころに見え始めています。
そろそろ見納めですね。
駐車場に入ると八重桜が花を付け始めています。
17日の時点では、つぼみが多い状態だったのですが、19日になると満開に近い状態となっていました。
ちなみに上の写真は17日のものです。
この八重桜の近くにエジソン記念碑があって、その右側に八重桜が植えられているのですが、17日の時点では、まだつぼみだらけの状態でした。
エジソン記念碑の正面には、2本の枝垂れ桜が植えられています。
そのうちの1本は、ほとんど散っていたのですが、もう1本は満開でした。
枝垂れ桜は19日の時点でも、まだ花を残していました。もう少し楽しめそうですね。
展望台の方も4月上旬に満開を迎えた桜は散っていましたが、2本の八重桜が見頃を迎えていました。
展望台の八重桜は、枝が細く弱々しく見えるのですが、花は八重桜らしくびっしりと咲いていました。
花弁も小ぶりに見えますが、満開ですね。
上の写真は17日のものですが、19日も同じような感じでした。
17日に訪れた時は、つぼみだらけだったエジソン記念碑の桜は、19日には見頃になりつつありました。
エジソン記念碑の桜は、4月上旬は左側のソメイヨシノ、中旬以降は右側の八重桜が見頃となるので、春は二度桜を楽しむことができます。
エジソン記念碑と駐車場の八重桜は、展望台の八重桜と違って、色が鮮やかです。
花弁が密集していて、ボリュームがありますね。
桜が散り始めて名残惜しく感じる時は、石清水八幡宮の遅咲きの桜を観に行いくと、もう一度桜を楽しむことができますよ。
ちなみに八幡市のもうひとつの桜の名所の背割堤では、この頃になると桜が完全に散ってしまっています。