永観堂、南禅寺と京都市左京区の哲学の道周辺の紅葉を紹介してきましたが、今回もその近くにある真如堂と金戒光明寺の紅葉を紹介します。
訪れた日は、永観堂と南禅寺を観に行ったのと同じ11月19日です。
夕日の真如堂
真如堂は、哲学の道のちょうど中間地点あたりを西に向かい白河通を越えたあたりに建っています。
すでに真如堂に到着した時には、日が傾き始めていました。
日中や夜間のライトアップの時に観る紅葉もきれいですが、夕日に照らされた紅葉もまた光り輝いているようで、違った美しさがありますね。
最初に目にしたのは真如堂の後ろの方から夕日が差し込むように照らされた木です。葉が鮮やかに紅葉しており、夕日に照らされることで、赤色の電気にスイッチを入れたように輝いていました。
下の写真は、真如堂の正面から、その脇に立つ木を写したものです。
こちらから観ても鮮やかな赤色でした。
そして、次は真如堂の三重塔付近の紅葉です。
紅葉した葉を付けた木々が、三重塔を囲むように立っています。
写真では、うまく表現できませんでしたが、三重塔の周囲は真っ赤に染まっていました。
真如堂の紅葉はここまでです。他にも涅槃(ねはん)の庭など観るものはたくさんあるのですが、金戒光明寺へも行かなければならなかったため、30分ほどで境内を後にしました。
この日は、修学旅行生も多く、記念撮影なんかもしていましたね。?
日が沈みかけてきた頃の金戒光明寺
さて、真如堂を後にして金戒光明寺に向かったわけですが、実は境内がつながっているので、真如堂を出たら、すぐに金戒光明寺に着きます。
ただ、金戒光明寺の裏手から境内に入ることになるのですが。
まず、最初に観たのは、会津藩士の墓地がある西雲院の紅葉です。
ちなみに西雲院は、金戒光明寺の塔頭(たっちゅう)です。
こちらの紅葉は、訪れた時がちょうど見ごろだったようで、くすみのない赤色でした。
ただ、紅葉を近くで観たかったのですが、塀に囲まれていて外側からしか写真を撮れませんでした。
西雲院の周りは墓地になっているのですが、その中に金戒光明寺の三重塔が建っています。
その近くにも真っ赤に紅葉した1本の木が立っていました。
そして、下が別の角度から観た写真です。
右側から夕日が差してオレンジ色に光っていました。?
三重塔から石段を下りて御影堂の前を通って山門に到着。
周囲には紅葉した葉をつけた、たくさんの木々が立っていましたが、見ごろが終わりに近付いているような感じで、葉のない枝も目立ちました。
いつも思うのですが、金戒光明寺の山門は雄大に建っていますね。
ざっと、真如堂と金戒光明寺の紅葉を観てきましたが、所要時間は約1時間ほどでした。
もっと、時間をかけて観たかったのですが、さすがに日が暮れてきたので、午後5時前には帰路に着きました。
哲学の道近くには、たくさんの紅葉スポットがあるので、秋の京都観光の際に訪れるのがおすすめですね。
もちろん、この近くには桜の名所も多いので、春に訪れるのもいいでしょう。
真如堂と金戒光明寺の由緒や所在地については以下のページを参考にしてみてください。