晩夏に参拝した石清水八幡宮・2024年

8月下旬。 京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。 石清水八幡宮は、京都市の南西にある男山に鎮座する神社で、創建は平安時代です。 古くより都の裏鬼門を守る社として、朝廷から崇敬されてきました。 歴史がある大きな神社ですが、普段は、人が少なく混雑することはないですね。

昭憲皇太后の夢枕で坂本竜馬が語った言葉を刻む京都霊山護国神社の墓碑

京都市東山区の霊山(りょうぜん)に鎮座する京都霊山護国神社は、ペリー来航以降の幕末殉難者から第2次世界大戦までの英霊を祀っています。 明治元年(1868年)に我が国最初の官祭招魂社として創建され、墓地には、坂本竜馬のお墓があることは有名です。 そのお墓の脇には、明治37年12月に建立された墓碑があり、碑文には、明治天皇の皇后である昭憲皇太后の夢枕に坂本竜馬が現れた時の言葉が記されています。

伏見稲荷大社に千本鳥居が見られるようになったのは明治以降

京都市伏見区に建つ伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、近年、海外からの旅行者から人気を集めています。 外国人が選ぶ人気の観光名所第1位にもなるほどですね。 伏見稲荷大社のどこに魅力を感じているのかというと、境内にたくさん並ぶ朱色の鳥居、通称千本鳥居のようです。 以前は、閑散としていた千本鳥居ですが、現在は観光客や旅行者の方がいっぱいで、なかなか前に進めなくなっています。 その千本鳥居ですが、昔からあったわけではなく、現在の景観になったのは、そんなに古い話ではありません。

初秋に訪れたい京都の萩の名所

夏が終わり9月に入ると、初秋の涼しい風が吹き、京都観光に適した気候になります。 でも、この時期の京都はいったい何を見に行ったら良いのかわからないといった方が多いのではないでしょうか。 紅葉は11月だし、確かに初秋の京都は見るものがあまりないように思いますが、9月中旬から10月上旬にかけては萩がきれいに咲きますから、萩の名所を訪れるのがおすすめです。 今回の記事では、私が訪れたことのある初秋に訪れたい萩の名所を紹介します。

平将門の首がさらされた地に建つ京都神田明神

京都市下京区の四条通沿い、新町通と西洞院通の中間地点に南へと向かう膏薬辻子(こうやくのずし)と呼ばれる狭い道があります。 膏薬辻子はその左右に昔ながらの民家が建ち並んでいるのですが、その中に混ざって玄関に鳥居が立っている建物があります。 鳥居が立つ建物は、京都神田明神で、平将門(たいらのまさかど)を祀っています。

鴨川公園で見る五山送り火・2024年

毎年8月16日は、五山送り火が行われます。 五山送り火は、お盆に迎えた先祖の霊をあの世に送るための行事で、京都市内を囲む山々に松明が灯されます。 五山送り火は、京都市やその周辺の様々な場所から眺めることができ、今年は、鴨川公園から見ることにしました。

四条烏丸のビジネス街にひっそりと建つ俊成社

京都市下京区の四条烏丸は、銀行や証券会社などが軒を並べるビジネス街です。 道行く人もスーツを着ていることが多く、観光客の姿は少なめです。 四条烏丸の交差点から南に少し歩くと、ホテルが建ち並ぶ一帯があり、その中のチェックイン四条烏丸の壁には、1ヶ所へこんだ部分があります。 そのへこんだ部分には、俊成社(しゅんぜいしゃ)という小さな祠が置かれています。

五山送り火の大文字と左大文字が意味するもの

毎年8月16日は、京都で五山送り火が行われます。 お盆に迎えた先祖の霊を再びあの世に戻すのが五山送り火です。 五山送り火の起源はよくわかっていませんが、室町時代に8代将軍の足利義政が始めたとも言われています。 足利義政が五山送り火を始めたとすれば、如意ケ岳の大文字、大北山の左大文字と、大文字が2つ存在する理由の説明がつきます。

夏の夕方に参拝した護王神社・2024年

8月上旬に京都市上京区の京都御苑内にある宗像神社に参拝した後、烏丸通を西に渡り護王神社(ごおうじんじゃ)にも参拝しました。 護王神社には、何度も参拝していますが、夏の夕方に訪れたのは今回が初めてです。 お寺は、午後5時を過ぎると閉まっているところばかりなのですが、神社は午後6時を過ぎてもお参りできるところが多いですね。