9月12日に京都市上京区の梨木神社(なしのきじんじゃ)と大聖寺(だいしょうじ)を訪れました。
どちらも境内に萩が植えられており、そろそろ咲き始めている頃。
天気にも恵まれ、京都散策に適した気候でした。
梨木神社
梨木神社は、京都御苑の東に建っています。
ここは京都市内でも有名な萩の名所で、参道や境内にたくさん萩が植えられています。
梨木神社の鳥居前に到着すると、緑色の葉を付けた萩がたくさんありました。
しかし、花はまだ咲き始めたばかりのようです。
鳥居をくぐり参道を進んでいきます。
両脇には、萩が壁のように植えられていますが、どれもあまり花を咲かせていません。
2つ目の鳥居と神門をくぐり境内へ。
正面には舞殿が建っています。
この舞殿の前にも左右に萩が植えられています。
こちらの萩は、他の萩よりも開花が早く、白い花が咲いていました。
近くに寄って白い萩の花を撮影。
境内の隅には背の低い赤い萩が植えられています。
こちらの萩は、まだ少ししか花が咲いていませんでした。
本殿前の萩は、下の写真を見てのとおり、緑色の状態です。
この日の状況から予想すると、梨木神社の萩は、17日以降に見ごろを迎えそうです。
大聖寺
ところ変わって、こちらは大聖寺です。
大聖寺には、梨木神社に参拝する前に訪れました。
場所は、地下鉄今出川駅の近くで、同志社大学の正面に建っています。
大聖寺に萩があることを知ったのは、偶然のことで、たまたまガイドブックの大聖寺の写真を見ていたら、そこに萩が写っていたので訪れることにしました。
門をくぐると参道のような敷地が現れます。
その敷地の左右に萩が整然と植えられています。
大聖寺は、今はあまり有名なお寺ではありませんが、室町時代には3代将軍の足利義満の花の御所があった場所です。
今は萩に隠れるようにひっそりと花の御所跡の石碑が置かれているだけとなっています。
大聖寺の萩も梨木神社と同じく見ごろには早い状況でした。
敷地内の一番奥に植えられている萩が比較的多くの花を咲かせていたので、その写真を撮影することに。
近づいて赤い花を撮影。
大聖寺の萩の見ごろは、おそらく17日以降になるのではないでしょうか。
一度にすべての萩が咲くのか順番に少しずつ咲くのかはわかりませんが、整然と並んだ萩が花を咲かせている姿はきれいなんでしょうね。