京都市東山区に建つ智積院は、アジサイの名所として知られています。
梅雨になると、金堂を囲むように青色や紫色などのアジサイが咲き、参拝者の目を楽しませてくれます。
6月15日に行われた青葉まつりの際にアジサイを見てきましたので、今回の記事ではその内容をお伝えします。
金堂の裏のアジサイが見ごろ
金堂は、入口からまっすぐに伸びた参道を進んだ先にあります。
拝観料などは必要ないので、どなたでも金堂にお参りすることができます。
ちなみに現在の金堂は、昭和50年(1975年)に建てられたものです。以前の金堂は明治時代に焼失しています。
金堂の周囲には、すでに青色や紫色のアジサイがたくさん咲いていました。
金堂の周囲を時計回りに歩いてアジサイを観賞。
金堂の左側は、西洋アジサイが中心です。
まだ咲き始めたばかりなのか、小ぶりのアジサイが多かったのですが、中には大きな丸いアジサイもありました。
この咲き具合だと、7月上旬くらいまで持ちそうな感じです。
ただ、梅雨がいつ明けるかによっても見ごろの期間が変わってきますので、この時期は天気予報を意識的に見た方が良いですね。
金堂の裏に来ると、通路の脇の芝生にたくさんのアジサイが植えられていました。
ここは、紫色のアジサイが多めですね。金堂を背に1枚写真を撮りました。
金堂の裏には、墓地があります。なので、あまりこの付近では騒がないようにしましょう。
ガクアジサイもありました。
他にもガクアジサイを探したのですが、あまり植えられていないようです。ちなみに上の写真のガクアジサイは、金堂の右奥で咲いていたものです。
墓地へと続く通路の脇でもアジサイが咲いていました。
ここのアジサイは、他の場所よりも開花が早かったのか、どれも見ごろとなっていました。
たくさんの青いアジサイに混ざって紫色のアジサイもちらほらと咲いています。
これ以上先に行くと墓地のようなので、来た道を引き返すことに。
私が智積院の中で、一番アジサイがきれいだと感じたのは、金堂の裏の通路付近です。
通路わきに咲くアジサイが、まるで参拝者を出迎えてくれているようです。
金堂の裏の通路を通り、右側にやってきました。
小川のほとりにハナショウブが2本咲いていました。その後ろには真っ青なアジサイ。
早いもので、キキョウも花を咲かせていましたよ。
よく見ると境内には、キキョウがたくさん植えられていました。
まだ、花はほとんど咲いていませんでしたが、梅雨が明けると、主役はアジサイからキキョウに交代しそうです。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。