石清水八幡宮の厄除大祭・2012年

毎年1月15日から19日まで、八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)では、厄除大祭が行われます。

最終日の19日には、前年の古いお札やお守りが炊きあげられる焼納神事が催され、参拝者に厄除開運餅が振る舞われます。

ということで、19日に石清水八幡宮に訪れ、焼納神事に参加してきたので、その模様をお伝えします。

高く燃え上がる炎

焼納神事は、午前10時から行われます。

その15分前に石清水八幡宮に到着。

山上駐車場付近には、古いお札やお守りの山が作られていました。

積み上げられた古いお札やお守り

積み上げられた古いお札やお守り

すでに厄除開運餅を授かるための列ができていたので、その最後尾に並ぶことに。

列は、この段階ですでに200人ほどが並んでいる状況でした。

午前10時になると、まず本殿で祭事が行われます。

焼納神事が行われるのは、それが終わった後です。

そして、10時30分くらいになって、いよいよ焼納神事が始まりました。

焼納神事

焼納神事

二拝二拍手一拝の後、お祈りが捧げられ、いよいよ古いお札やお守りに火がつけられます。

私が元日に初詣に訪れた際、返した兎の置物もあの中にあるのでしょうか。

点火

点火

数か所に火がつけられると、白い煙が天に上っていきます。

空に上っていく白い煙

空に上っていく白い煙

そして、煙はやがて炎に変わりました。

炎に包まれるお守りたち

炎に包まれるお守りたち

勢いを増す炎は、50メートルほど離れた私の位置まで熱を運んできます。

曇り空で寒かったのですが、この炎のおかげで体が温まってきました。

真っ赤な炎

真っ赤な炎

割りばしに刺さった厄除開運餅

大きくなる炎にお札が投げ入れられる中、厄除開運餅の授与が始まりました。

投げ入れられるお札

投げ入れられるお札

たくさんの方が、お餅を授かっています。

いただけるお餅は、数に限りがあるので、1人1本です。

お餅の授与

お餅の授与

私も1本いただきました。

長い割り箸の先に直径5センチほどの円いお餅が刺さっています。

厄除開運餅

厄除開運餅

完全に固まっていてカチカチです。

お餅をいただいた後に炎を見たら、勢いが弱まっていました。

弱まる炎

弱まる炎

私が帰る頃に見た列は、来る前よりも長くなっていて、その最後尾がどこなのかわからないくらいでした。

おそらく1,000人以上は、並んでいたのではないでしょうか。

家に帰って、さっそくお餅を焼きました。

お餅は、カチカチだったので、割るのが大変でした。

うどんの中に入れると、なかなかおいしかったです。

これで厄を払うことができたので、運が開けることでしょう。

なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。