11月27日に京都市上京区の京都御苑の紅葉を見た後、北に約2分歩き、相国寺(しょうこくじ)に参拝しました。
相国寺も、紅葉の名所で、晩秋の京都観光の際に訪れたいですね。
嵐山のように混雑することもなく、この時期でも落ち着いて境内を歩けます。
曇り空の下の紅葉
相国寺には、地下鉄の今出川駅から西に約3分歩くと到着します。
総門から境内に入り、北に向かって歩きます。
相国寺に到着した時は、空が曇っており、境内が薄暗く感じます。
総門の近くにある池の北側は三門址で、ここには松に混ざって2本のカエデが植わっています。
1本は赤色、1本はオレンジ色に紅葉しますよ。
まだ緑色が残っていますが、紅葉が見ごろを迎えたと言って良いでしょう。
参道を北に歩き、鐘楼の手前で右に曲がります。
参道わきの紅葉も見ごろを迎えていますね。
とは言え、まだ、緑色と黄緑色の葉も多く残っています。
色とりどりの紅葉が好みの方には、ちょうど良い色付きかもしれません。
紅葉越しに見る鐘楼。
もうちょっと赤さが欲しかったですね。
鐘楼の下に祀られている宗旦稲荷の東側に植えられている2本のカエデが真っ赤になっていました。
やっぱり、紅葉は、これくらい赤いのが最も美しく感じますね。
真紅とは、このような赤色を言うのでしょう。
鐘楼近くの紅葉を見た後は、法堂(はっとう)にお参りをします。
法堂の天井に描かれている龍は、鳴き龍なので、パンと柏手を打つと堂内に音が反響して龍が吼えているように聞こえますよ。
12月15日まで、法堂、方丈、開山堂の特別公開が行われているので、この機会に拝観しておくと良いですね。
拝観料は800円です。
開山堂の庭園の紅葉も、外から見た感じでは見ごろに入っているようでした。
法堂の前に植えられているカエデは、半分くらい赤くなっているでしょうか。
完全に真っ赤になるのは12月に入ってからかもしれませんね。
法堂の西側に建つ宝塔の裏のカエデは上半分が赤色になっています。
全身が真っ赤になるのか、それとも、下半分だけオレンジ色になるのか、どっちなのでしょうか。
相国寺の紅葉は、11月27日に見ごろを迎えていました。
まだ、見ごろに入って間もないようでしたから、12月5日頃まではきれいな紅葉を見られそうですよ。
この後は、上御霊神社に紅葉を見に行きます。
なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。