6月7日に京都市左京区の平安神宮の神苑を見た後、北東に約8分歩き、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)に参拝しました。
金戒光明寺は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられるお寺で、幕末には会津藩が宿所としたことでも知られています。
さて、この時期の金戒光明寺では、境内の所々でアジサイを見ることができます。
アジサイの数はそれほど多くありませんが、梅雨時には訪れたくなりますね。
咲き始めたアジサイ
金戒光明寺には、市バス停「岡崎神社前」から北に約3分歩くと到着します。
バス停からだと南門から境内に入るのが近いですが、今回は南西角にある高麗門から境内に入ることに。
写真だと夏を思わせるような青空ですね。
セミの鳴き声が聞こえてきそうです。
でも、京都のセミは7月に入らなければ鳴き始めませんので、実際は静かでした。
高麗門から参道を東に歩き、そして、左側にある石段を上ります。
石段の先には、大きな山門が建っていますよ。
金戒光明寺に参拝した時は、この山門もしっかりと見ておきたいですね。
山門をくぐって左に曲がると、塀沿いに多くのアジサイが植えられています。
西洋アジサイは、まだ色づき始めて間もないようで、小さな緑色の花も見られました。
ガクアジサイも、まだ小さな花が目立ちます。
金戒光明寺のアジサイは、まだ咲き始めて間もないようです。
それでも、きれいに咲いたガクアジサイもあり、そろそろ見ごろを迎えそうでしたよ。
山門の後ろの石段を上ります。
そして、右に曲がり阿弥陀堂の前へ。
中には、金色の阿弥陀さまがいらっしゃいますよ。
それでは、阿弥陀堂にお参りをしましょう。
御影堂(みえいどう)の左前にある手水屋は、アヒル手水になっています。
手水鉢の縁にたくさん並ぶアヒルたち。
賑やかですね。
これから、アジサイの花も手水鉢に飾られるでしょうか。
墓地の入り口にある蓮池にやって来ました。
蓮池の西洋アジサイも、まだ色づき始めたばかりですね。
でも、ガクアジサイは濃い青色となっており、梅雨らしい姿を見せてくれました。
蓮池には、その名のとおりハスも植わっています。
ハスは、まだ葉だけの状態でしたが、7月になればきれいに咲いた花を見られますよ。
墓地を北に抜け、塔頭(たっちゅう)の西雲院の近くにやって来ると、塀際で、ピンク色のユリの花が咲いていました。
これから夏にかけては、ユリの季節ですが、京都でユリの花を見ることはあまりないですね。
どこかにユリの名所があるのでしょうか。
金戒光明寺のアジサイは、6月7日時点ではまだ色づき始めたばかりでした。
6月中旬には見ごろを迎えているのではないでしょうか。
この後は、真如堂にアジサイとボダイジュを見に行きます。
なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。