2月下旬に京都市中京区の瑞泉寺に参拝した後、北西に約10分歩き、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)にも参拝しました。
下御霊神社には、白梅と紅梅が植えられています。
毎年2月中旬から下旬に白梅が見ごろを迎え、その後、3月上旬から中旬に紅梅が見ごろを迎えます。
今年の京都は、梅の開花が早かったため、そろそろ遅咲きの紅梅も見ごろに近づいていそうです。
見ごろまであと少しの紅梅
下御霊神社には、京阪電車の神宮丸太町駅から南西に約7分歩くと到着します。
地下鉄だと、丸太町駅から東に徒歩約8分です。
寺町通に面する下御霊神社の正門の前にやって来ました。
正門の屋根の下には、龍の彫り物が飾られているので、辰年の今年は見上げながら正門をくぐりたいですね。
正門をくぐると正面に拝殿が建っています。
そして、拝殿の後ろに本殿が建っています。
本殿の北側に植えられている紅梅は、やはり開花が早かったようで、あと少しで見ごろになりそうなほど多くの花を咲かせていました。
観梅の前にまずは本殿にお参り。
本殿には、非業の死を遂げた人々の御霊が祀られています。
平安時代は、怨霊が信じられており、それを神社に祀ると災厄から守ってくれるという御霊信仰が盛んでした。
下御霊神社も、その一つですね。
災厄が身に降りかからないよう、しっかり祈願しておきましょう。
紅梅を見上げると、メジロがやって来ていました。
メジロは3羽ほどいましたよ。
梅の香りに引き寄せられて飛んできたのでしょうか。
下御霊神社の紅梅は八重咲きなので、とても華やかに見えます。
枝を這うように咲いた赤い花は、まるでタコの吸盤のようであります。
社務所近くのナンテンは、まだ真っ赤な実をたくさん付けていました。
紅梅の東側にある三社。
元日は、この付近が工事中だったのですが、今は三社の前まで行ってお参りできるようになっています。
終わりかけの白梅
境内の南西角に建つ天満宮の前にやって来ました。
天満宮の前に植えられた白梅は、もう見ごろを終えようとしています。
例年だと、まだ見ごろを保っているんですけどね。
白梅の枝先は、寂しい姿となり、白色の花がちらほらと咲いている程度でした。
最後にもう一度、紅梅を眺めて境内から出ましょう。
紅梅は、2本とも順調に咲き進んでいますね。
この日は、雲が多かったですが、晴れていれば、もっときれいな紅梅を見られたことでしょう。
寺町通を挟んだ向かいに建つホテルのTHE SCREENの客室からも、紅梅を眺められそうですよ。
この後は、本満寺に参拝します。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。