2月2日に京都市東山区の建仁寺に梅を見に行った後、八坂神社に参拝しました。
八坂神社では、毎年、節分の日の前日と当日に「祇園さんの節分祭」が行われます。
節分祭では、奉納舞踊や奉納舞楽、豆撒きが行われ、大勢の参拝者で境内はごった返します。
奉納舞楽
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から東に約5分歩くと到着します。
四条通に面する西楼門から境内に入る方が便利なのですが、今回は、南側に建つ南楼門から境内に入ることに。
鳥居と南楼門の間に多くの参拝者の姿が見えますね。
時刻は午後2時過ぎ。
舞殿で、ちょうど奉納舞楽が始まったところでした。
舞殿の周囲は、人の頭で埋め尽くされています。
いつもながら、八坂神社の節分祭は大人気ですね。
舞楽は、弥栄雅楽会によって奉納されました。
雅楽の音色に合わせて、舞殿の上で舞いが披露されます。
演目は、「蘭陵王(らんりょうおう)」でしょうか。
参拝者たちは、きれいな音と舞いを真剣に見ていましたよ。
舞楽が奉納されている間に本殿にお参りをしましょう。
八坂神社は、厄除で有名ですから、節分祭にお参りしておくと大いにそのご利益を授かれそうです。
豆撒き
舞楽の奉納が終わると、豆まきが始まります。
舞殿の上では、豆撒きの準備が行われていました。
多くの参拝者は、豆撒きを楽しみに八坂神社を訪れているはずです。
豆撒きも、弥栄雅楽会の皆さんが行います。
豆撒きが始まると、舞殿の上から多くの福豆が四方八方に投げられます。
参拝者たちは、手を上げて、宙を舞う福豆を追いかけます。
しかし、福豆は、無情にも手前で落ちたり、手の上を飛んで行ったりし、福豆を受け取れる人は少ないですね。
福豆を投げている方も、手前に投げたり遠くに投げたりと、全ての参拝者に満遍なく福豆が行き渡るように工夫しているようでした。
豆撒きは5分ほどで終了。
私は、なんとか1つだけ福豆を取ることができました。
八坂神社に到着した時は、舞殿の後ろの方で舞楽を見ていたのですが、豆撒きが始まる直前に舞殿を囲んでいた棒が取り除かれたので、舞殿の近くに進めました。
そのおかげで、福豆を取ることができました。
運が良かったですね。
豆撒きが終わった後に辰年の絵馬を眺めていると、変な達成感が湧いてきましたよ。
八坂神社の節分祭では、他に舞妓さんの奉納舞踊や福豆の授与も行われます。
福豆は、福引券付きで空くじなしです。
豪華な景品が並んでいるので、八坂神社に節分祭を見に行った際は、授与所で福豆をお求めになって、福引に挑戦するのも良いですね。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。