11月18日に京都府八幡市の善法律寺を訪れました。
善法律寺は、八幡市の紅葉寺として知られています。
境内にはたくさんのカエデが植えられており、秋が深まると一面が真っ赤になります。
2023年は、11月18日と19日の2日間に境内がライトアップされるということだったので、18日の夕刻に善法律寺を訪れた次第であります。
見ごろ前の紅葉がライトアップされる
善法律寺には、京阪電車の石清水八幡宮駅から南に約15分歩くと到着します。
時刻は午後6時頃。
善法律寺の山門前は、暖色系のライトが灯されていました。
山門をくぐって境内に入ります。
参道のカエデは、まだほとんどが紅葉前の状態ですね。
今年の京都は、10月には紅葉が進んでいるように思えたのですが、11月に入ってなかなか赤くなって来ず、例年よりも遅れている印象です。
境内の北側にある庭園もライトアップされていました。
庭園には、カエデはないので見に行く人はほとんどいません。
参道を南に向かって歩きます。
ライトが眩しい。
境内の真ん中あたりのカエデは、比較的紅葉が進んでいましたが、それでもまだ見ごろ前の状況でした。
本堂もライトアップされていましたよ。
石段の両脇に置かれた行灯の光に温かさを感じます。
この日は、風が強く、11月にしては非常に寒い日でしたが、行灯の灯りを見ていると気分は温かく感じましたよ。
八幡市では、11月18日と19日に秋の文化財一斉公開が行われ、善法律寺もその会場の一つでした。
善法律寺では、本堂が公開されており、拝観料500円を納めれば、中に入ることができました。
また、茶席も用意されており、500円でお菓子とお茶を召し上がれるようになっていましたよ。
紅葉の上に目をやると月が出ていました。
きれいな月でしたが、写真だと小さすぎてよくわかりませんね。
慰霊塔の近くのカエデは、まずまず紅葉していましたが、それでも、まだ見ごろ前でした。
あと1週間ほどすれば、真っ赤になりそうです。
ただ、カエデの葉が乾燥したようになっていたので、きれいに紅葉するかどうかはちょっとわからないですね。
駐車場の紅葉。
暗い場所からライトアップされた紅葉を見る方がきれいですね。
木に近づきすぎないのも、紅葉狩りの秘訣であります。
境内では、緋毛氈が敷かれた床几台がいくつか設置されており、腰かけながら紅葉を眺められるようになっていました。
日中の暖かい時間帯に座ってじっくりと紅葉を観賞したいですね。
善法律寺の紅葉は、11月18日時点で見ごろ前でした。
紅葉が見ごろを迎えるのは、11月25日頃になりそうです。
八幡市の紅葉は、京都市内より遅めなので、12月初旬に紅葉狩りに訪れても大丈夫ですよ。
なお、善法律寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。