10月13日に京都市上京区の梨木神社にフジバカマを見に行った後、東隣に建つ廬山寺(ろざんじ)に参拝しました。
廬山寺もまた、藤袴祭の期間に境内にフジバカマが展示されます。
玄関近くのフジバカマ
廬山寺には、地下鉄の今出川駅から南東に約8分歩くと到着します。
廬山寺の山門の前にやって来たのは、午後4時頃。
そろそろ景色が夕方の色に変わってきています。
山門をくぐった先に元三大師堂が建っているのでお参りをしましょう。
廬山寺の境内は、割と多くのカエデが植えられており、11月には紅葉を見ることができます。
まだ10月中旬なので、紅葉には1ヶ月ほど早いですが、徐々にカエデの葉が赤くなってきています。
木々の影が長く伸び、境内は夕暮れ時のもの悲しさを漂わせていました。
廬山寺のフジバカマは、玄関近くに並んでいます。
他の会場と比較すると、フジバカマは少なめですね。
昼間は、フジバカマにチョウがやって来ていましたが、夕方になるとその姿を全く見かけなくなっています。
フジバカマの向こうにモミジが見えますね。
あのモミジは、源氏庭のものです。
廬山寺が建つ地は、かつて紫式部が源氏物語を執筆した地と伝わっています。
源氏庭は、夏のキキョウがきれいですが、晩秋の紅葉も美しいです。
振り返ると、先ほどよりも日陰の面積が広くなっていました。
今の時期は、日が傾きだすと、あっという間に暗くなります。
鐘楼とカエデ。
ここのカエデが紅葉した景色も情緒がありますよ。
塀際のイチョウは、夏の深緑色から黄緑色に変わっていました。
イチョウも、11月になると金色に変化しきれいな姿を見せてくれますね。
そろそろ廬山寺から出ましょう。
フジバカマは少なめでしたが、秋の夕方らしい景色を見られ、良いお参りができました。
この後は、寺町通周辺のフジバカマを見て歩きます。
なお、廬山寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。