8月8日に京都市東山区の六道珍皇寺に参拝した後、南東に約10分歩き、大谷本廟を訪れました。
大谷本廟は、西本願寺の親鸞聖人の廟所です。
8月5日から16日までは、盂蘭盆会(うらぼんえ)期間ということで、普段よりも参拝者の姿が多かったです。
仏殿の前で咲くサルスベリ
大谷本廟には、京阪電車の清水五条駅から東に約5分歩くと到着します。
参道の入り口の池に架かる円通橋の前にやって来ました。
この日は、深夜に雨が降ったことから、足元が滑りやすくなっており、注意を促す案内が出ていました。
でも、私が訪れた時には、すでに地面は乾いており、頭上には、清々しい夏空が見られました。
雨が降った後は、空気が澄んで、景色がきれいに見えますね。
参道わきに咲くキョウチクトウ。
夏になると、白色や赤色のキョウチクトウの花を街中でも見かけるようになります。
大谷本廟には、赤色のキョウチクトウしか植わっていないようです。
参道を進み総門をくぐります。
広々とした石段の先に建つのは仏殿です。
仏殿の前の噴水には、少しだけ花が供えられていました。
これは、花噴水と呼ばれるものです。
普段は、水面いっぱいに花が供えられているのですが、この日は、中央にぽつんと紅白の花が2つ置かれているだけでした。
夏は、花より水の面積が広い方が涼しげに見えますね。
それでは、仏殿にお参りをしましょう。
仏殿の右前には、サルスベリが植えられており、赤色の花がたくさん咲いていました。
大谷本廟には、何度も参拝していますが、サルスベリが咲いているのを見るのは今回が初めてですね。
夏にも参拝したことがあるのですが、全然気づきませんでした。
仏殿と一緒に見るサルスベリ。
晴れていると、サルスベリの赤色が際立って見えます。
大谷本廟のサルスベリは、根元は太いですが、背は低めです。
これから、もっと背が高くなっていくのでしょうか。
仏殿の北側に植えられている大賀蓮は、すでに見ごろを過ぎ、花が全く咲いていませんでした。
大賀蓮を見るなら、7月中には訪れたいですね。
仏殿の裏に回ります。
広々とした境内の東側に建つのは、明著堂です。
明著堂は、親鸞聖人のお墓の祖檀の前に建つ拝堂です。
祖檀の後ろには、広大な墓地があり、ここからお参りをする人が列を作っていました。
私も、明著堂からお参りをしましょう。
お参りを済ませ、再び円通橋に戻って来ました。
円通橋の下の池のハスも、ほとんど終わっていたのですが、大きな葉の下で、ひっそりと咲く花を見つけましたよ。
夏の大谷本廟では、サルスベリがきれいに咲いていました。
サルスベリは、8月中は咲いていると思います。
この後は、妙法院に参拝します。
なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。