初夏に参拝した智積院で見る新緑・2023年

5月上旬に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に参拝しました。

智積院は、真言宗智山派の総本山です。

広々とした境内には、多くの木々が植えられており、今の時期は特にカエデの新緑がきれいです。

展示収蔵庫宝物館が完成

智積院には、京阪電車の七条駅から東に約7分歩くと到着します。

市バスだと「東山七条」で下車してすぐです。

智積院の入り口に到着すると全体的にすっきりとしていました。

入り口

入り口

入り口には、冠木門(かぶきもん)があったのですが、今はなくなり見晴らしが良くなっています。

入り口から少し南に行った場所には、展示収蔵庫宝物館が建っています。

展示収蔵庫宝物館

展示収蔵庫宝物館

長らく建設工事が行われていた展示収蔵庫宝物館は、今年の4月4日に開館しました。

見た目がすっきりとしており、お寺の境内に調和しています。

展示収蔵庫宝物館の南には、宿泊できる智積院会館もあり、こちらも最近新しくなったばかりです。

智積院は、数年前と比較して境内がすっきりとした感じです。

新緑がいっぱいの境内

展示収蔵庫宝物館の近くのカエデは、まぶしいほど黄緑色になっていました。

新緑

新緑

この日は晴天だったこともあり、カエデの若葉が生き生きとして見えました。

参道の新緑もきれいですね。

参道の新緑

参道の新緑

参道の向こうに見えるのは金堂です。

中には、大日さまが祀られています。

それでは、金堂にお参りをしましょう。

金堂の中には誰でも入れるので、間近で大日さまを拝むこともできますよ。

金堂から北側に歩き石段を上ると大師堂があります。

そして、大師堂から東に向かう石段を上ると密厳堂(みつごんどう)求聞持堂(ぐもんじどう)などが建つ一体に到着します。

この辺りは、あまり参拝者が来ないので、いつも静かです。

ツツジがまだ咲いていますね。

ツツジ

ツツジ

今年の京都のツツジは、ほとんどがゴールデンウィーク中に終わりを迎えたのですが、智積院のツツジは、まだ見ごろを保っていました。

金堂の裏側の紫陽花園にやって来ました。

紫陽花園

紫陽花園

まだ5月なので、さすがにアジサイは咲いていませんでしたが、緑色の葉が初夏らしさを感じさせてくれました。

金堂の斜め前に広がる敷地は、柴燈護摩道場(さいとうごまどうじょう)です。

6月15日の青葉まつりでは、ここで護摩が焚かれますよ。

柴燈護摩道場

柴燈護摩道場

柴燈護摩道場の近くの新緑もきれいです。

緑と木陰

緑と木陰

芝生にできた木陰が涼し気。

振り返ると五月晴れの空と金堂。

青空と金堂と新緑

青空と金堂と新緑

智積院は、季節問わず、ここからの眺めが美しいです。

鐘楼堂の周囲のカエデも、新緑が鮮やかでした。

鐘楼堂と新緑

鐘楼堂と新緑

コケの緑もきれいですね。

智積院では、鐘楼堂周囲のコケも見ておきたいです。

梅雨に入ると、しっとりとした緑色のコケを見ることができますよ。

5月上旬の智積院は、新緑がとてもきれいでした。

参拝者も少なく、静かに初夏の京都を散策したい方におすすめです。

なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊