4月中旬に京都市上京区の白峯神宮に八重桜を見に行った後、堀川通を南に向かって歩きました。
堀川通と平行して流れる堀川沿いには、遅咲きの八重桜がたくさん植えられており、毎年4月中旬から下旬にかけて見ごろを迎えます。
今年の京都のソメイヨシノの開花は早く、八重桜も例年より開花が早まり、すでに4月上旬で見ごろを迎えているところもありました。
堀川の八重桜も、今年は例年より早くに満開になっています。
紅白の八重桜が堀川を彩る
堀川の八重桜を見るなら、地下鉄の二条城前駅で下車し、堀川通を北に歩いていくのが便利です。
今回は、白峯神宮の参拝後だったので、堀川通を南に歩きながら八重桜を見ていきます。
一条戻橋より少し南にある橋の上から堀川を見下ろします。
橋から見る八重桜
右側に見える木は、ソメイヨシノですね。
すでに花はほとんど咲いておらず、緑色の葉で覆われていました。
左側に見える赤色の八重桜は見ごろです。
堀川の八重桜は、赤色の花を咲かせる関山（かんざん）が多く見られます。
満開の関山桜
濃い赤色なので、遠くからでも咲いているのがよくわかります。
石垣の上から垂れるように花を咲かせる紅白の八重桜。
白色と赤色の八重桜
白色の八重桜も満開ですね。
白色の八重桜
堀川通の八重桜は、歩道の上から見るのも良いですが、下から見上げるのもおすすです。
真っ白な桜がたくさんの花を咲かせていました。
見上げる真っ白の桜
堀川の流れと一緒に見ると、すがすがしい気分になります。
カエデも若葉をたくさんつけ、黄緑色に輝いていました。
新緑
京都は、ソメイヨシノが終わりを迎えると、新緑のきれいな季節に入ります。
緑色の花を咲かせる御衣黄（ぎょいこう）も満開でした。
御衣黄
遠くからだと、葉にしか見えないですね。
でも、近づくと花だとわかりますよ。
黄色い花を咲かせる鬱金（うこん）も満開。
鬱金
堀川では、珍しい桜も多く植えられています。
芝生も緑色がきれいになってきました。
芝生
季節は、春から初夏に変わりつつありますね。
二条城の近くまでやって来ました。
二条城付近の八重桜
この辺りの八重桜も満開で、晴天の下、きれいな姿を見ることができました。
堀川沿いは、ベンチが設置されているので、途中で休みながら桜を見ることもできます。
堀川通は、自動車がたくさん走っていますが、堀川沿いの遊歩道は人が少なく、のんびりと歩けますよ。
堀川沿いの八重桜は、おそらく4月16日頃に見ごろを終えたのではないでしょうか。
この後は、神泉苑に参拝します。