2月末に京都市下京区の文子天満宮に梅を見に行った後、東本願寺を訪れました。
東本願寺では、2月22日から3月12日まで御影堂門(ごえいどうもん)の前に巨大こけしの「花子」が展示されています。
約1年前にも、東山花灯路で清水寺に花子が登場しましたが、再び、その大きな体を京都に現しました。
青空の下で寝転ぶ花子
東本願寺には、京都駅から烏丸通を北に約5分歩くと到着します。
烏丸通の歩道で信号待ちをしながら、東本願寺の御影堂門を眺めます。
雲一つない青空が頭上に広がります。
そして、その下に巨大こけしの花子が寝転がっているのが見えます。
御影堂門前は、緑地整備工事が行われていますが、そろそろ完成が近づいています。
完成予定は3月15日です。
以前に比べると、烏丸通の中央部は、かなりすっきりとしています。
桜などの花木が植えられ、車道部分を閉鎖し、今後は、多目的広場として使われる予定です。
花子の前にやって来ました。
高さ3.5メートル、幅12メートルもある花子は、立つこともあるようです。
巨大な花子の頭。
時折、花子はしゃべりだすので、びっくりします。
花子を制作したのは、Yottaさんです。
今回、花子が、東本願寺に展示されたのは、3月4日と5日に開催される「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」の一環です。
会場は、東本願寺の東にある渉成園、京都府京都文化博物館別館、京都新聞ビル地下1階です。
入場料は、渉成園が2,000円、京都府京都文化博物館別館が1,000円、京都新聞ビル地下1階は無料です。
なお、渉成園は、3月12日まで展示が行われるそうです。
花子は、足も巨大であります。
御影堂門を背景に見る花子。
たくさんの人に写真を撮られても表情を変えることなく横たわっていました。
境内の風景
花子を見た後は、御影堂門から境内に入ります。
御影堂門の先に建つ大きな御影堂は、何やら工事をしていました。
東本願寺では、近々、慶讃法要が行われるので、その準備のようです。
御影堂の正面には、スロープが設置されていました。
慶讃法要は、第1期法要が3月25日から4月8日、第2期法要が4月15日から4月29日、讃迎期間が4月9日から4月14日となっていますよ。
御影堂の南側に建つ阿弥陀堂も、慶讃法要の準備が行われていました。
それでは、阿弥陀堂に入ってお参りをしましょう。
東本願寺では、スマホで賽銭を入れることができるようになっていました。
それにしても、きれいな青空であります。
広々とした境内に建つ大きな建物が、青空を背景に美しく見えましたよ。
そろそろ東本願寺から出ることに。
花子の前には、まだ多くの人がいました。
ぜひ、花子が展示されている間に東本願寺に参拝してください。
なお、東本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。