11月中旬に京都市東山区の新日吉神宮(いまひえじんぐう)に紅葉を見に行った後、妙法院にも紅葉を見に行きました。
妙法院は、天台宗の三門跡寺院の一つに数えられる格式の高いお寺です。
とは言え、妙法院は誰でも気軽に参拝できます。
まだ早かった紅葉
妙法院には、京阪電車の七条駅から北東に約8分歩くと到着します。
市バスだと、「東山七条」からすぐです。
東大路通に面する山門の前にやって来ました。
山門をくぐると正面に建つ庫裏(くり)の工事が行われています。
令和8年(2026年)12月まで工事は行われるので、あと4年は庫裏を見ることができません。
工事中の庫裏の前には、工事の様子を写した写真が展示されており、庫裏の内部がどうなっていたのかがわかります。
こういった写真を見られるのは、貴重ですね。
境内を南に向かって歩いていくと、南西角に唐門が建っています。
その唐門の近くのカエデは、紅葉し始めでした。
新日吉神宮の紅葉は見ごろでしたが、妙法院の紅葉は遅いようです。
11月中旬なので、これくらいの色づきが当たり前なんですけどね。
境内の南側一帯も、青葉の方が目立つ状況です。
所々で、赤色のモミジが見られますが、全体的に色づき始めです。
南東角に建つ本堂の近くのカエデもこんな感じで、まだ紅葉の見ごろは先になりそうです。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
中には、普賢菩薩が祀られていますよ。
本堂の近くの塀際では、日差しを浴びて、モミジが輝いていました。
地面のコケのしっとりした感じもきれいですね。
コケの上では、ツワブキが黄色の花を咲かせていました。
この時期は、紅葉に目が行きがちですが、足元でツワブキが咲いていることもありますから見ておきたいですね。
宸殿(しんでん)と紅葉。
宸殿は、門跡寺院特有の建物です。
妙法院の宸殿は、とても大きいので、全体を写真に収めることができません。
宸殿の前から西を眺めます。
遠くに唐門、近くにモミジ。
このモミジは、割と鮮やかな赤色をしていました。
宸殿の近くの池のほとりのカエデも、色づき始め。
本格的な紅葉の見ごろには、まだ時間がかかりそうです。
妙法院の紅葉は、11月中旬で色づき始めでした。
紅葉が見ごろを迎えるのは、11月23日頃になりそうです。
この様子だと、12月に入っても紅葉が残っているのではないでしょうか。
この後は、東本願寺にイチョウを見に行きます。
なお、妙法院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。