9月上旬に京都市東山区の大将軍神社に参拝した後、東に約10分歩き、粟田神社(あわたじんじゃ)を訪れました。
粟田神社には、8月16日に五山送り火を見に行って以来になりますね。
五山送り火の日は、午後7時過ぎに大雨となりましたが、この日は曇っていたものの雨が降ることはありませんでした。
本殿前が工事中
粟田神社には、地下鉄の東山駅から三条通を東に約5分歩くと到着します。
三条通に面した入り口の前にやって来ました。
入り口の西側には、2022年7月にオープンしたばかりのTHE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelが建っています。
以前は白川小学校があったのですが、建物が取り壊され東急ホテルが新しいホテルを建設しました。
これまで、東急ホテルは、下京区の西本願寺の北に京都東急ホテルがあり、THE HOTEL HIGASHIYAMAは、京都市内2つ目の東急ホテルになります。
入り口から南に入ると、一つ目の鳥居が建っています。
かつては、参道の右側は雑然としていたのですが、THE HOTEL HIGASHIYAMAが建ったことで、すっきりとしました。
全体的に参道が明るくなり、ここに粟田神社があることがわかりやすくなっていますね。
上り坂の入り口にやって来ました。
カエデの葉はまだ緑色。
11月になると、紅葉した参道を見られますが、まだ2ヶ月ほど先の話です。
参道わきに植えられているサルスベリは、まだ赤色の花を咲かせていましたが、少しずつ花数が少なくなっていっています。
参道を上りきり境内に入ると、正面に拝殿が建っています。
そして、拝殿の後ろには本殿があるのですが、この日は工事中でショベルカーが本殿への道をふさいでいました。
でも、迂回すれば本殿の前に行けるようになっています。
それでは本殿にお参りをしましょう。
粟田神社は、京都の七口の一つである粟田口に鎮座し、昔から交通安全の神さまとして旅行者から信仰を集めていました。
建速素盞嗚尊(たけはやすさのおのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)を主祭神として祀っています。
また、毎年10月には、粟田祭が行われます。
本殿から工事中の境内を眺めます。
石畳が撤去され、砂がむき出しになっています。
池付近も草や木がなくなり、地面がすっきりとしていました。
池付近に何かできるのでしょうか。
手水鉢の近くには、アヒルがたくさんいますよ。
この日のアヒルは、体が砂で汚れていました。
神楽殿に置かれている粟田大燈呂(あわただいとうろ)のミニチュア。
粟田祭では、大きな粟田大燈呂を見ることができますよ。
そろそろ粟田神社から出ましょう。
工事を終えた後、境内がどのように変わっているのかが楽しみです。
この後は、尊勝院に参拝します。
なお、粟田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。