京都市東山区にある円山公園は、春や秋の観光シーズンになると、たくさんの観光客の方で賑わいます。
ところが、ゴールデンウィークが明けると、あれだけいた観光客の方が一気に減ります。
人が減ると寂しく感じる面はありますが、公園内をのんびりと散策するには、初夏はちょうど良い季節ですね。
ツツジ、藤、カキツバタが花を咲かせる円山公園
初夏のとある日の昼下がりに訪れた円山公園。
人がまばらだったため、公園内は普段よりもかなり静かな状況です。
天気は、快晴とまではいきませんが、雲が少なめだったので、青々とした東山を眺めることができました。
まさに初夏といった景色です。
円山公園内の木々も新緑に覆われています。
ツツジは、まだ満開とはいきませんが、白色と紫色の花を咲かせていました。
休憩所の屋根の藤も紫色の花を咲かせています。
風が吹いて揺れる姿を見ていると、それだけで涼しく感じます。
ちなみにこの日は、30度近くまで気温が上がり、5月にしては暑い日でした。
休憩所でのんびりとした後は、池の周囲を散策。
池を眺めながら歩いていると、時間がとてもゆっくり流れます。
池には、カキツバタが咲いていました。
まだつぼみが多く残っており、花が咲いているカキツバタの方が少ない状態です。
カキツバタの写真を撮っていると、池を泳いでいた鴨が近づいてきました。
何かもらえると思っているのでしょうか。
あいにく餌になるようなものは持っていません。
鴨が1羽寄ってくると、次から次に鴨が池から上がってきます。
かなり近くに寄ったのですが、逃げる気配がありません。
どうやら、人に慣れているようです。
円山公園と言えば、大きな枝垂れ桜が有名ですが、さすがに初夏ともなると枝には、緑色の葉がたくさん付いていました。
春は、それほど花を咲かせなくなっていますが、たくさんの葉を付けている姿を見ると、まだまだ元気なようですね。
円山公園にいた時間は30分程度でしたが、2時間くらいのんびりとした気分です。
帰り際に見たツツジは、紫色の花をたくさん咲かせていました。
円山公園の周辺には、知恩院、八坂神社、高台寺など、多くの観光名所があります。
これらの名所に訪れた後、ちょっと休憩するなら、円山公園はおすすめです。
とは言っても、観光シーズンは混雑しているので、休憩するのは難しいのですが。
でも、初夏なら、人が少ないので休憩には良い場所ですよ。
公園内には、お店もあるので、冷たい飲み物を買って、のんびりとしてみてはいかがでしょか。