9月中旬に京都市上京区の清浄華院に参拝した後、京都御苑を散策しました。
京都御苑は、京都御所や京都仙洞御所などがある広大な敷地です。
観光客や旅行者に人気の場所ですが、あまりに広いので、たくさんの人が一度に訪れても混雑した感じはありませんね。
曇り空の下を歩く
京都御苑の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅、または今出川駅です。
どちらの駅からも、すぐなので迷うことはないでしょう。
駅から京都御苑に入る場合、西側から入ることになりますが、今回は、清浄華院に参拝した後だったので、東側の清和院御門から京都御苑に入りました。
人の姿がほとんど見えません。
9月は、意外と京都を訪れる人が少ないので、どこの観光名所も混雑しにくいですね。
清和院御門から北に進むと、京都迎賓館があります。
中の拝観もできますよ。
参観料金は、ガイドなしが1,500円、ガイド付きが2,000円です。
この参観料金の高さもあって、いまだ京都迎賓館を拝観したことがありません。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、マスクが必須となりますから、京都迎賓館を拝観する場合はマスクを持参してください。
また、検温もあるので、熱っぽい方は拝観できない場合もあります。
なお、水曜日は休館日です。
マスクの着用や検温は、2020年11月30日までは必須です。
その後はどうなるのか、この記事を書いている時点ではわかりません。
京都迎賓館から西に歩きます。
中央だけ、草が生えていません。
左右の木々と芝生が緑色。
京都御苑の北東にやってきました。
この辺りは、猿ヶ辻と呼ばれています。
京都御所の北東の塀際には、御幣を担いだサルがいますよ。
幕末には、この付近で、姉小路公知(あねのこうじきんとも)が暗殺される猿ヶ辻の変が起こっています。
猿ヶ辻から西に歩くと、京都御所の北側に建つ朔平門が現れます。
今まで、この朔平門が開いているのを見たことがありません。
南側の建礼門も普段は閉じられていますが、葵祭や時代祭の時に開きます。
朔平門は、どのような場合に開くのでしょうか。
朔平門の北側には、近衛邸跡があります。
3月下旬に満開となる糸桜は、今は芝生と同じ緑色。
近衛池の中も、草が生えています。
もうずいぶんと長いこと、水が抜かれたままです。
京都御苑の北西にやってきました。
ちょっと休憩所で休んでいきましょう。
京都御苑内には、いくつか休憩所が設置されており、自動販売機も置かれています。
散策に疲れても、座って足を休められるのが良いですね。
休憩所の近くの公園では、まだサルスベリが咲いていました。
今年の夏は、サルスベリの開花が遅かったためか、9月中旬でもきれいに花を咲かせているところが多いです。
空を覆う雲が、次第に分厚くなってきました。
イチョウの葉はまだ緑色。
京都御所の北西角に植えられているこのイチョウは、秋に黄葉した姿がとてもきれいです。
地面に散ったイチョウの黄色い葉も美しいですよ。
北西角の乾御門から今出川通に出ます。
この後は、大聖寺に萩を見に行きました。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。