3月末に京都市左京区のインクラインの桜を見た後、少し北に歩き、岡崎疏水を訪れました。
岡崎疏水は、岡崎を流れる琵琶湖疏水のことです。
岡崎疏水沿いには、多くの桜が植えられており、毎年3月末から4月上旬にかけて美しい桜風景を見ることができます。
ただ疏水沿いの歩道を歩くだけなのですが、春ののどかな雰囲気を楽しめるのが岡崎疏水の良いところです。
長く続く桜並木
岡崎疏水の最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。
駅からは、北に徒歩約5分で京都市動物園近くの岡崎疏水に到着します。
インクラインの桜を見ながら歩き、岡崎疏水沿いの歩道に入るのがおすすめですよ。
京都市動物園の近くは、十石舟の乗り場にもなっています。
この日は、十石舟に乗る人が少ないようで、目の前を西に向かって進む十石舟には2人しか乗っていませんでした。
新型コロナウイルスの影響が明らかに出ています。
例年だと、十石舟の中には大勢の旅行者の姿が見られるのですが。
岡崎疏水沿いの歩道を西に向かって歩きます。
岡崎疏水沿いには、ソメイヨシノだけでなくオオシマザクラも多く植えられています。
早いもので、オオシマザクラは花を散らし始めていました。
ヤマザクラも咲いていますね。
ゆっくりと歩道を歩きます。
この辺りは、オオシマザクラの数が多いですね。
歩道を歩いている人は少な目でしたが、無人ではありませんでした。
インクラインが混んでいたので、そこから一部の旅行者や観光客の方が流れてきているようです。
岡崎疏水の北側の石垣の上に多くのソメイヨシノが整然と並んでいます。
ソメイヨシノは、満開に近づいており、もう見ごろを迎えていましたよ。
平安神宮の大鳥居が見えてきました。
ソメイヨシノと一緒に見る朱色の大鳥居が雅であります。
ゆっくり流れる岡崎疏水は、どことなく力強く見えます。
京都市京セラ美術館の前の桜並木も見ごろを迎えています。
平安神宮へと続く朱色の橋の中央から琵琶湖疏水の両脇の桜並木を眺めます。
西に行くほど、ソメイヨシノの開花が遅いように見えます。
岡崎疏水の西にやってきました。
ここで疏水はいったん北に曲がり、再び西へと向かいます。
岡崎疏水の奥には東山。
この景色は晴れた日に眺めたいですね。
岡崎疏水の桜は、3月末に見ごろに入っていましたが、まだこれからもっと華やかになりそうです。
ソメイヨシノは、4月5日までは見ごろを保っていそうですよ。