2月15日のたそがれ時。
まだ若干時期が早いかとも思いましたが、京都市東山区に建つ智積院(ちしゃくいん)に梅を観に行ってきました。
金堂前の梅は五分咲き程度
智積院は、京阪電車の七条駅から東にまっすぐ5分ほど歩くと到着します。
さすがに訪れたのが夕方だったため、境内には参拝者が1人もおらず、貸し切り状態でした。
境内に入るのに拝観料は必要ありません。
ただ、庭園に入る際には拝観料が必要となります。
智積院の梅の木は、金堂へと向かう長い石畳の脇に植えられています。
石畳のちょうど中間地点あたりの梅は、かなり見頃に近い状態でした。
これだけたくさんの花が咲いている梅の木を発見すると、他にも見頃の梅があるのではないかという期待が膨らみます。
ところが、金堂に近付くほど、つぼみの状態の梅が多くなってきます。
当初の期待とは一転、これだけつぼみが多いと、金堂前の梅もまだまだ見頃には程遠い状態のような気がしてきました。
やはり訪れる時期が早すぎたのかもしれませんね。
しかし、金堂前の白梅は、五分咲き程度まで開花しており、十分に梅の花を楽しめる状態になっていました。
日中に白梅を撮影すると、太陽の光が反射して何が写っているのかわからないことが多いのですが、夕方だと花の白さが際立ちますね。
金堂の左手前に建つ宝物殿付近には、植えてからまだそれほど年月が経っていないと思われる梅の木がありました。
枝の先の方は、人の背くらいの高さがありますが、幹は膝くらいまでしかありません。
なんか弱々しい感じがしますが、それでも花はしっかりとしています。
ピンク色の梅の花がギュッとひと塊りになっていたので、写真を1枚撮っておきました。
金堂手前の梅では、先ほど紹介しました白梅が一番見頃に近い状態でしたね。
もしかすると、上の背の低い梅の木も見頃に近い状態なのかもしれません。
金堂手前の梅を観た後は、隣の明王殿へ。
この建物の手前にも梅の木が植えられています。
もう七分程度は咲いているような感じです。
花の色がかなり濃くて、一番目立っていましたね。
以上が、2月15日現在の智積院の梅の状態です。
全体的につぼみが多い状態だったので、見頃はまだまだ先になりそうです。
2月25日以降に訪れるとちょうど良いのではないでしょうか。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。