1月中旬に京都市左京区の河合神社(かわいじんじゃ)に参拝しました。
河合神社は、美人の神さまの玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀っており、最近では、美人祈願に参拝する女性が増えています。
そのため、境内は女性ばかりで、男性は、ここは女性専用の神社なのかなと思い、境内に入りづらく感じるかもしれませんね。
でも、男性でも参拝できますから、気軽に境内に入って構いません。
本殿にお参り
河合神社は、京阪電車の出町柳駅から、北に5分ほど歩いた糺(ただす)の森の中に鎮座しています。
南から糺の森に入って、紅葉橋を西に渡ると、河合神社の朱色の鳥居が現れます。
鳥居をくぐると、手水屋があるので、こちらで手と口を清めましょう。
歴史を感じる神門。
神門をくぐって境内に入ると、正面に拝殿が建っています。
境内には、緋毛氈が敷かれた床几台が置かれ休憩できるようになっています。
1月も中旬となると、初詣に訪れる人が少なくなっています。
境内は、やはり女性の参拝者ばかりですね。
混雑するほどではありませんでしたが、女性の参拝者が、次々に河合神社にお参りに来ていましたよ。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
河合神社は、詳しい創建時期は不明ですが、神武天皇の時代に創建されたと伝えられています。
神武天皇は初代の天皇ですから、河合神社は、京都の中でもかなり古い神社です。
祭神の玉依姫命は、美人のご利益を授けてくれますが、他にも、安産、育児、縁結びにもご利益があります。
任部社に奉納されたサッカーボール
本殿にお参りをした後は、隣の貴布禰神社(きふねじんじゃ)にもお参りです。
貴布禰神社は、水の神さまですから、今年は水害が起こらないようにお願いしておきましょう。
貴布禰神社の隣には、サッカーの神さまを祀る任部社(とうべのやしろ)があり、社殿の前には、京都サンガの選手がサインしたサッカーボールが奉納されています。
女性の参拝者が多い河合神社ですが、サッカーをしている男性やお子さまも、任部社にお参りするために河合神社を訪れると良いですね。
ただ、河合神社にサッカーの神さまが祀られていることを知らない男性は多そうですけど。
境内の東側では、方丈記の作者の鴨長明が利用した方丈が復元されています。
この方丈も年季が入って、屋根の上にコケが生えていました。
鴨長明が方丈記を書いていた時期も、このように屋根が苔むしてきたのでしょうか。
本殿の近くには、女性の参拝者が奉納した鏡絵馬がたくさんありました。
美しい女性になるようにとの願いを込めながら化粧を施す鏡絵馬は、女性の参拝者にとても人気があり、境内には化粧室まで用意されていますよ。
どの女性も、楽しそうに鏡絵馬に化粧をしていますし、化粧をした後の鏡絵馬と一緒に記念撮影をしている方もいらっしゃいました。
海外からお越しの方は、あまり鏡絵馬を奉納していないようでしたが、いずれは様々な国の女性が鏡絵馬を奉納するようになるでしょうね。
河合神社にお参りを済ませた後は、同じ糺の森に鎮座する下鴨神社に参拝しました。
なお、河合神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。