元日に京都市伏見区の金札宮(きんさつぐう)に初詣に行ってきました。
金札宮は、社殿の建立中に空から金の札が降ってきたと伝えられているなんとも景気の良い神社なのです。
1年の始まりに当宮にお参りしておくと、きっと景気の良い年になるだろうと思い元日に参拝した次第です。
イノシシの瓦
金札宮は、京阪電車の丹波橋駅もしくは近鉄丹波橋駅から南西に徒歩約7分の場所に建っています。
金札宮の入り口に到着。
以前は入り口に石造りの鳥居が建っていたのですが、現在は神門だけになっています。
神門の近くには、ハボタン。
冬になると、ハボタンを目にする機会が増えますね。
神門をくぐり境内へ。
境内の中央には、クロガネモチのご神木が植わっています。
お金持ちになりそうな縁起の良さそうなご神木であります。
クロガネモチを見上げると、小さな赤い実がたくさん付いていましたよ。
クロガネモチの後ろに建つ拝殿を通り、奥の本殿へ。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
きっと、金運のご利益を授けてくれるはずです。
金札宮は、天平勝宝2年(750年)の創建と伝えられています。
伏見区では最も古い神社なのだとか。
社名は、祭神の天太玉命(あめのふとだまのみこと)の神徳をたたえて、清和天皇が金札に白菊大明神と記して奉納したことに由来します。
また、先ほど述べたように空から金札が降ってきたことに由来するとも言われています。
本殿の南側には、恵比須さまがいらっしゃいます。
恵比須さまにも、景気が良くなるようにお願いしておきましょう。
金札宮の境内には、数年前から干支の瓦が奉納されるようになりました。
今年は亥年なので、イノシシの瓦も元旦に奉納されていましたよ。
隣には、犬を連れた大黒さまの瓦もあります。
恵比須さまの瓦もありました。
この瓦の隣には、恵比須さまを祀る社もありますよ。
恵比須さまに大黒さまと、福をもたらしてくれそうな神さまを拝めたので、今年は金運が上がりそうな気がします。
境内の隅では、ツワブキが黄色い花を咲かせていました。
寒さに負けずに咲くツワブキの花を見ていると、元気が出てきますね。
私が金札宮を訪れた時は、ほとんど人がいなかったのですが、お参りをしていると続々と初詣客が増えてきました。
奉納されている亥年の絵馬は少なかったのですが、初詣客で境内が賑やかになってきたので、徐々に増えていくことでしょう。
この後は、向かいに建つ大黒寺に参拝しました。
なお、金札宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。