5月上旬に京都市東山区の円山公園を訪れた後、西隣に建つ八坂神社に参拝しました。
八坂神社の境内には、カエデが植えられているので、この時期は新緑がきれいです。
今回は、その新緑を見るために八坂神社に立ち寄った次第です。
参道の新緑
八坂神社は、京阪電車の祇園四条駅から四条通を西に5分ほど歩いた辺りに建っています。
今回は、円山公園から八坂神社に向かったので、南東の鳥居から境内に入ることに。
鳥居の近くには、修学旅行生や観光客の方が多いですね。
円山公園や八坂神社は、東山観光の定番となっているので、どの季節に訪れても比較的人が多いです。
でも、春と秋を除けば、大混雑するほどではないです。
鳥居をくぐって本殿の前にやって来ました。
八坂神社の本殿には、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られており、厄除けのご利益を授けてくれます。
それではお参りをしましょう。
お参りを済ませ、境内の南側へ。
境内の南には南楼門が建っており、その手前に1本のカエデが植えられています。
カエデの青葉の色が徐々に深みを増してきています。
次は境内の北東へ。
八坂神社のカエデは、境内の北側の参道に多く植えられています。
北東の鳥居の近くの新緑は、日差しの加減で、とても鮮やかな黄緑色に見えました。
北側の参道の新緑も、透き通るような透明感がありますね。
修復を終えた厳島社
北側の参道には、たくさんの末社が建っています。
その中のひとつである厳島社(いつくしましゃ)の社殿がピカピカになっていました。
平成30年(2018年)3月14日に社殿修復竣工されたということですから、新しくなったのは、つい最近ですね。
厳島社の本殿や玉垣も、できたてほやほやといった感じで、朱色がきれいです。
厳島社には、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)が祭神として祀られています。
古くから容姿端麗で舞を踊ることから、舞踏謡曲の神さまとして、特に祇園の舞妓さんや芸妓さんに崇敬されてきたそうです。
市杵島比売命を祀っている社が、他にもあります。
それは、美人祈願で人気のある美御前社(うつくしごぜんしゃ)です。
美御前社は、境内の東側に建っているので、厳島社と一緒にお参りをしておくと良いでしょう。
こちらは、境内の南側に建つ常盤新殿の近くの新緑です。
背の高い木々が多く、木陰の中に入ると、ひんやりとして気持ち良かったですよ。
本殿にお参りを済ませ、境内の新緑も見たので、そろそろ境内から出ましょう。
四条通に面した西楼門前のサツキが、咲き始めていました。
毎年、5月下旬に見ごろを迎えるのですが、今年は5月20日までには見ごろになりそうですね。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。