4月10日に京都市上京区の北野天満宮に桜を見に行った時、境内の新緑も観賞しました。
毎年、初夏になると北野天満宮では、御土居の青もみじが公開されます。
2018年は、4月14日から6月30日が公開期間なのですが、4月10日の北野天満宮では、御土居の入り口付近だけ入ることができました。
新緑と朱色の欄干
北野天満宮は、京福電車の北野白梅町駅から東に徒歩約5分の場所に建っています。
市バスだと「北野天満宮前」で下車してすぐです。
本殿にお参りした後、境内の西側にやって来ました。
本殿と一緒に眺める新緑。
カエデの新緑は、透明感のある黄緑色。
まだ、枝に葉が付き始めて間もない時期だったので、黄緑色がとても鮮やかです。
御土居の入り口は、上の写真付近にあり、紅葉や梅の時期には、拝観料を納めないと、ここから西には行けません。
でも、御土居の青もみじが公開される少し前だけ、拝観受付の先まで行けるんですよね。
拝観受付を過ぎてすぐの場所に御土居の大欅(おおけやき)が植えられています。
この大欅は、東風(こち)と名付けられており、樹齢は約600年、幹回りは6メールもあるそうです。
東風は、豊臣秀吉が御土居を築いた当時から成長を続けているのだとか。
説明書には、「京の地より、天高く大宰府へ東風を吹かせ続けています」と書かれていましたよ。
御土居の入り口付近の新緑。
御土居には、数えきれないほどのカエデが植えられているので、今の時期は全体が黄緑色の空間になっています。
茶室梅交軒の近くにやって来ました。
朱色の欄干と一緒に見る新緑は、特に黄緑色が鮮やかに感じます。
茶室梅交軒と新緑。
頭上には、きれいな青空が広がります。
舞台の向こうにも、多くのカエデが植えられており、見下ろすと新緑がいっぱいでしたよ。
舞台の上から眺める新緑。
この景色も見事であります。
それにしても、朱色の欄干は新緑とよく似合ってます。
なんとも雅な風景で、いつまでも眺めていたくなりましたよ。
それでは、御土居から外に出ましょう。
最後に振り返って、御土居の青モミジと青空を眺めます。
御土居を出た後は、紅梅殿の近くにやって来ました。
この辺りには、木々の青葉に混ざって、赤色のカエデがあり、その色が際立っていましたよ。
初夏の京都では、藤やツツジがきれいに咲きますが、新緑もきれいです。
ぜひ、北野天満宮にも、青もみじを見に訪れてください。
なお、北野天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。