3月上旬に京都市上京区に建つ北野天満宮に梅苑のライトアップを見に行きました。
北野天満宮では、毎年2月から3月まで梅苑が公開されますが、ライトアップは2018年が初の試みです。
梅苑のライトアップ期間は、2月23日から3月18日までですが、金曜日、土曜日、日曜日のみに実施されるので、それ以外の夜には拝観できません。
照らされる紅梅と白梅
北野天満宮は、市バス停「北野天満宮前」で下車してすぐの場所に建っています。
京福電車の北野白梅町駅からだと東に徒歩約5分です。
午後6時頃に梅苑の拝観受付にやってきました。
拝観料は700円とやや高め。
でも、京の冬の旅イベントガイドブックを持参すると70円引きで拝観できます。
私は、これを持っていたので、割引料金で入れました。
ちなみに京の冬の旅イベントガイドブックは、非公開文化財の特別公開が行われている寺社で無料で配布しています。
北野天満宮の近くだと、林光院や豊光寺などに置いてありますよ。
なお、2月25日、土曜日、日曜日、祝日は割引料金にならないので、梅苑のライトアップが割引になるのは金曜日だけです。
拝観受付を過ぎ、茶室梅交軒の前にやってきました。
北に進むと本殿展望所があり、ここからはライトアップされた本殿を見ることができますよ。
梅苑は、拝観受付の南にありますから本殿展望所とは逆方向に進まなければなりません。
梅苑の梅は、全体的に見ごろを迎えていました。
ライトアップされた紅梅と白梅が美しいです。
梅苑内の散策路には、所々に休憩できる場所があります。
中に入って、のんびりと観梅するのも良し。
歩きながら、様々な角度で梅を見るのも良し。
小川に架かる石橋が、ほのかに照らされているのにも風情を感じます。
たくさん植えられた白梅がライトに照らされると、まるで雪が木の枝に降り積もっているかのように見えます。
見上げる紅梅も見事です。
夜空を背景にするなら、白梅の方がきれいかもしれませんね。
梅苑の梅の枝には、グラスのようなものが掛けられており、その中でロウソクが燃えていました。
このグラスのようなものは、いろんな形のものがあり、それぞれに違った趣がありましたよ。
茶店で休憩しましょう。
拝観券にはお茶菓子との引換券も付いています。
温かい梅こぶ茶を飲みながら、のんびり座って梅苑を鑑賞します。
まだ3月上旬ですから、気温は低く寒い夜でしたが、梅こぶ茶を飲んだおかげで体が温まりましたよ。
梅苑は全体的に見ごろではありましたが、まだ咲き始めの梅も多くありました。
特に枝垂れ梅は開花が遅く、見ごろにはもう少し時間がかかりそうな感じでしたよ。
梅苑を出た後は、本殿へ。
照明が当たった飛梅(とびうめ)が妖艶です。
なお、北野天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。