8月17日から31日までの期間、京都市左京区の下鴨神社で「下鴨神社 糺の森の光の祭」が開催されます。
私は初日の17日にこのイベントを見に行ってきました。
糺の森のライトアップを見ながら、行列に並ぶこと2時間。
時刻は午後9時となり、なんとか、楼門内で行われている「呼応する球体-下鴨神社」を見ることができましたよ。
光りながら浮き上がる球体
楼門をくぐると、目の前では無数の球体が光を放ちながら、空中にフワフワと浮かんでいました。
これは、過去に見たことのない光景であります。
球体は、赤色や青色など様々な色に変化します。
下鴨神社の境内は、中央に舞殿があります。
そして、舞殿を中心にして球体が浮き上がっています。
楼門内は、人数制限されているので混雑はしていませんでしたよ。
境内の北東に行き、ライトアップされている景色を眺めます。
奥には朱色の楼門が見えますが、暗いので写真では何が写っているのかわかりませんね。
この夜は曇り空だったのですが、時折、雲の合間から月明かりが漏れてきます。
その月明かりが、まるで球体にエネルギーを与えて輝かせているようでしたよ。
間近で見る球体は、とても大きかったです。
拝観者は、球体に触ることができます。
下側から上向きに軽く力を加えるだけで、簡単に球体が浮かび上がります。
球体を触った感じだと結構な重量がありそうだったのですが、ちょっと触っただけで浮き上がるのは何とも不思議です。
どの球体も宙に浮かんでいます。
青色と紫色に光っている球体。
この夜は少々蒸し暑かったのですが、青色系統の球体を見ていると涼しい気分になりますね。
真っ赤に光る球体。
まるで怒っているようであります。
こちらは舞殿の中に設置されている球体です。
舞殿内の球体は、どれも同じ色に輝いていました。
時間の経過に合わせて緑色や黄色などにも変化するのですが、どの球体も色が変わるタイミングが同じです。
まさに呼応する球体。
楼門内の拝観時間は10分間です。
係りの人が、拝観者の入れ替えのアナウンスを始めたので、そろそろ楼門の外に出ることに。
まだ多くの人が列に並んでいますから、早く退場しましょう。
帰りは、糺(ただす)の森の参道のライトアップを馬場から見ました。
参道を歩くのもきれいでしたが、離れたところから見るライトアップも美しいですね。
楼門内の球体を見れるのは、土曜日と日曜日だけです。
点灯時間は午後6時から9時30分まで。
参道は無料ですが、楼門内で球体のライトアップを見るには入場料500円が必要です。
でも、初日はなぜか入場料を払わなくても楼門内に入れました。
多くの人が長い行列を作って待っていたので、サービスだったのでしょうか。
土日は混雑するでしょうから、楼門内に入る予定なら午後6時前には下鴨神社に行った方が良いでしょうね。