6月15日に智積院の庭園を拝観した後、円山公園にサツキを観に行きました。
円山公園というと春の桜が有名ですが、5月下旬から咲き出すサツキもきれいなので、この時期に訪れる価値は十分にあります。
また、時期的に観光客の方が少ないのもいいですね。
雨でサツキの花が散り始めている
智積院も円山公園も同じ東山区にありますが、京阪電車の駅で2駅ほどの距離なので、徒歩だと30分程度かかります。
この日は、雨だったのですが、移動中はあまり降っていなかったので、ほとんど濡れることなく円山公園に到着できました。
円山公園のサツキは見頃を迎えていましたが、雨のせいで、散り始めているものがたくさんありました。
落下した花弁が、道の端にたまっていますね。
池の周りのサツキもきれいに咲いていましたが、やはり、散り始めている感じです。
また、あいにくの曇り空で、花もくすんでいるように見えます。
サツキを観ながら円山公園内を散策していると、また雨が降り出してきました。
そろそろ写真を撮るのは限界のようです。
雨の日は、何となく気持ちが沈んでしまいますが、それは、人間だけでなく鳥も同じようです。
いつもは池で泳いでいる鴨も、この日は、顔を隠した状態でピクリとも動きません。
一体、どこに顔を隠しているのでしょうか。
こちらも完全に沈黙しています。
石の上にしゃがんだ状態で全く動く気配がありませんね。
目を閉じているので、おそらく寝ているのでしょう。
どの鳥もまるで置物のように静止したままです。
置物と言えば、円山公園には、坂本竜馬と中岡慎太郎の像があります。
円山公園から歩いて行くことができる霊山護国神社(りょうぜんごこくじんじゃ)には、近江屋で亡くなった竜馬と慎太郎の墓があります。
円山公園に訪れたついでに、そちらに行ってみてもいいですね。
そして、円山公園に来ると必ず見たくなるのが、枝垂れ桜。
かなりの御老体で、春はあまり花を付けなくなっていますが、この時期はたくさんの葉を枝に付けています。
まだまだ頑張ってくれそうですね。
さすがに雨も強くなってきたので、これ以上の写真撮影は不可能と判断し、帰路につくことにしました。
時期的にそろそろサツキも見頃を終えそうです。
円山公園のサツキを観るなら、早めに訪れた方が良さそうですね。
また、円山公園の近くに建つ八坂神社の西楼門付近にもサツキが植えられています。
最初に八坂神社に訪れて、円山公園に行くと効率的に散策できますよ。