6月初旬に京都市東山区の八坂神社に参拝してきました。
そして、その後には隣の円山公園も散歩しました。
梅雨に入る前のこの時期は、八坂神社の西楼門脇のサツキがきれいな花を咲かせます。
今回、八坂神社に参拝したのは、それを見るのが目的だったのですが、残念ながらサツキはほとんど花を散らしていました。
八坂神社
八坂神社は、京阪電車の祇園四条駅から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
朱色の西楼門は、祇園の象徴とも言うべき存在。
その西楼門の脇で赤いサツキの花が満開になっているだろうと期待していたんですけどね。
下の写真を見てのとおり、花はほとんど咲いておらず、緑色の葉が目立つ状態でした。
もう1週間ほど早く参拝するべきでした。
でも、サツキの花が散るのがちょっと早いように感じるのですが。
西楼門をくぐって境内へ。
参道はいつものように参拝者とお店で賑わっていますね。
参道沿いに建つ太田神社と白鬚神社の鳥居近くには、赤いモミジがあります。
この時期に赤いモミジの葉を見ると、何となく違和感を感じます。
縁結びのご利益を授けてくれる大国社には青モミジ。
緑色の葉が、とてもまぶしいですね。
舞殿(ぶでん)は屋根を工事中。
工事期間は2015年2月5日から6月10日まで。
全景は見えませんでしたが、囲いの上から出ている屋根が、きれいになっているのがわかりましたよ。
それでは本殿にお参りです。
八坂神社の本殿には、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。
京都でも有名な厄除けの神社なので、厄年の方や最近運がないと感じている方は、八坂神社にお参りをして開運厄除を祈願しておくと良いのではないでしょうか。
本殿の右の柱の上には、口を開いた龍がいます。
この龍吠えは、八坂神社の七不思議のひとつです。
どう不思議なのかと言うと、龍吠えに向かって柏手を打つと音が反響するのです。
久しぶりにやってみましょう。
いつも通り、「パーーーン」と柏手の音が境内に響き渡りました。
本殿の東に建つ美御前社(うつくしごぜんしゃ)は、美人祈願で訪れる乙女たちをいつも目にします。
海外からお越しの方も、よくお参りをしているので、徐々に知名度が上がってきているようです。
境内北東の夜泣き石の近くでは、真っ白なカシワバアジサイが咲き始めていました。
アジサイを見ると、そろそろ梅雨入りだなと感じますね。
境内の北東にある鳥居から八坂神社を出て円山公園に向かいます。
円山公園
円山公園は、春はたくさんの桜の花が咲き、お花見客もいっぱいなのですが、今の時期は閑散としています。
緑がいっぱいの円山公園も爽やかでいいんですけどね。
夏でも心地よい風が吹いているので、京都市中心部から近い場所にしては涼しいです。
円山公園のサツキは、たくさんの花を咲かせていました。
八坂神社の西楼門付近のサツキは、花がほとんど散っていたんですけどね。
それほど離れていないのに円山公園のサツキが満開なのは、何とも不思議です。
サツキを見るのが目的だったので、円山公園でサツキの花が咲いていたのは、予想外の幸運でした。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。