5月上旬に京都市上京区に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)にお参りしてきました。
梨木神社は、9月に萩が咲くことで有名ですね。
また、秋の紅葉も美しい神社です。
なので、初夏のこの時期はカエデの新緑もきれいなのです。
白雲木の真っ白な花
梨木神社は、地下鉄今出川駅から東に10分ほど歩いた辺りにあります。
京阪電車だと、最寄駅は出町柳駅になります。
梨木神社の一の鳥居付近に到着。
境内の一部をマンションとするため、ここ1年ほど工事が行われています。
そろそろ完成に近づいてきました。
どうやら3階建てのマンションのようです。
神社に入るには、一の鳥居ではなく、マンションの北側にある二の鳥居からとなります。
二の鳥居付近のカエデに鮮やかな黄緑色の葉がたくさん付いていました。
二の鳥居をくぐり参道へ。
真っ直ぐに伸びる参道の両脇には、たくさんの青葉。
まさに初夏の風景です。
二の鳥居をくぐって右側には、白雲木(ハクウンボク)が植えられています。
そのハクウンボクの枝には、真っ白な花がたくさん咲いていました。
ハクウンボクの花を見たのは初めてです。
下向きに釣鐘状に咲いた花が、初夏の日差しを浴びて爽やかに輝いていました。
まるで、洗い立ての白いワイシャツのような白さでしたよ。
新緑
本殿に向かって、ゆっくりと参道を歩いていきます。
社務所付近の背の高いカエデの木。
青空を背景に新緑が映えます。
神門の前に植えられているカエデの新緑も、太陽に照らされて輝いていますね。
神門をくぐると、少し薄暗くなります。
西側に背の高い木がたくさん並んでいるので、日差しが入りにくいことが理由です。
なので、神門奥のカエデの新緑は、日陰となるため、あまり鮮やかな黄緑色には見えません。
本殿にお参りを済ませて、神門から出ます。
再び参道に戻ってくると、名水の染井が汲める井戸付近の新緑が、太陽の光をいっぱいに浴びて光り輝いていました。
染井は、地元の人たちがよく汲みに来ますが、観光や旅行で梨木神社に参拝した方なら、誰でも汲めます。
なので、暑い日にはペットボトルを持ってお参りすると良いでしょう。
新緑を見終えたので、境内から出ることに。
二の鳥居付近から、建設中のマンションを眺めます。
建設計画が持ち上がった時には、景観が壊されるなどの批判があったのですが、マンションが建ってしまうと、それほど悪い景色ではないように思いますね。
高さのあるマンションではないので、神社の景色と馴染むのではないでしょうか。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。