京都市中京区に錦天満宮という神社があります。
新京極通の南の方にあるこの神社は、学問の神様の菅原道真が祀られています。
新京極は、修学旅行生がお土産をよく買う繁華街なので、錦天満宮の境内でも学生の方をよく見かけますね。
やはり、合格祈願のために参拝しているのでしょうか。
1月中旬。
私は受験生ではありませんが、頭が少しでも良くなるようにと錦天満宮にお参りしてきました。
木の枝に吊るされた大願梅
錦天満宮の最寄駅は、地下鉄四条駅です。
東に10分も歩けば到着します。
阪急河原町駅からだと5分程度ですね。
四条通から新京極通に入り、北に向かって歩くと右側に錦天満宮が現れます。
錦天満宮は、左右をお店に挟まれるように建っているので、入口が窮屈な感じになっています。
考え事をして歩いていると、気づかずに素通りしてしまうので、注意が必要です。
入口には頭の神様と書かれた看板が立ってます。
境内に入ると、牛がお出迎え。
参拝者に触られているためか、それとも長年風雨にさらされているためか、体の色がはがれて金色になっています。
牛の後ろには、名水の「錦の水」があります。
錦の水は、地下30メートル辺りから汲み上げている地下水です。
水温は、常に17度から18度を保っているので、冬場でも冷たくありません。
だから、寒さを我慢して手を洗わなくてもいいんですね。
無味、無臭、無菌の良質な湧水ということです。
それでは、本殿にお参り。
頭が良くなるようにとお願いしておきましたよ。
本殿の北側には小さな末社がいつか並んでいます。
その末社の近くにある木に「錦天満宮」と書かれた小さな玉がたくさん掛かっていました。
これは、大願梅というそうです。
大願梅の中には、願い紙が入っており、これに願い事を記して木栓をし、大願梅の樹に奉納するか、持って帰ると願い事が叶うとのこと。
大願梅の樹に奉納するのも良いでしょうが、お守りとして受験会場に持参する方が、ご利益がありそうな気がしますね。
大願梅の樹の近くには、日の出稲荷大明神が祀られています。
お稲荷さんといえば商売繁盛。
こちらにもしっかりとお参りしておきましたよ。
お稲荷さんの近くでは、サザンカの花がきれいに咲いていました。
水盤の花もきれいです。
入学試験や資格試験を控えている方は、錦天満宮にお参りをして、大願梅に願い事を記して意気込みを示せば、きっと合格できますよ。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。