京都を歩いていると、頻繁に通りかかるのが、高瀬川と鴨川です。
特に東山方面に行くときには、鴨川を見ないことはありませんね。
高瀬川も鴨川も春になると、たくさんの桜が花を咲かせます。
わざわざ桜の名所に訪れなくても、高瀬川沿いと鴨川沿いを歩いているだけで、満足できてしまうほど多くの桜が植えられていますね。
今回の記事では、高瀬川と鴨川の桜を紹介します。
なお、写真の撮影日は、異なっています。
高瀬川
高瀬川は、木屋町通沿いに北から南に流れています。
高瀬川沿いに植えられている桜の多くがソメイヨシノです。
開花時期がほぼ同じなので、高瀬川沿いでは、一斉に桜が満開となり、とても華やかになります。
特に華やかなのが、四条と五条の間ではないでしょうか。
この辺りは、三条付近と比較すると、人が少なめなので、割とのんびり桜を見て歩くことができますよ。
下の写真に写っているのは、三条木屋町を流れる高瀬川です。
この辺りは、とても賑やかで、道行く人が、桜を見ると立ち止まって写真撮影を開始することが多いですね。
三条木屋町の北の御池通付近はなかなか風情がありますよ。
特に一之船入と呼ばれる辺りは、高瀬舟が浮いていて花見客に人気の場所です。
しかし、残念なことに高瀬舟がなくなっていました。
一時的に移動したのかどうかはわかりません。
また、高瀬舟が浮かんでいる景色を見たいですね。
鴨川
鴨川は高瀬川よりも大きな川ということもあって、川沿いに植えられている桜も高瀬川より多いですね。
五条から七条の間は、枝垂れ桜が多めです。
特に川の西側よりも東側の方が桜は多く植えられています。
歩道から鴨川の遊歩道に下りて、見上げるように眺める桜がとてもきれいです。
鴨川に架かる橋の真ん中辺りから見る桜並木も忘れてはいけません。
特に四条と五条の間は見事ですね。
ソメイヨシノが並んでいる間に割り込むように入る八重紅枝垂れ桜が単調さをなくしていて良いですね。
桜の下に等間隔に植えられている雪柳もきれいです。
鴨川の東側を走る川端通の隣の小道にも多くのソメイヨシノが植えられています。
ソメイヨシノが一斉に開花すると、とても華やかになりますね。
橋と一緒に見る桜も味があります。
三条大橋まで歩いてくると、大きな八重紅枝垂れ桜がお出迎え。
開花時期は、ソメイヨシノよりも遅めです。
ソメイヨシノが散っても、まだ桜を見たいなと思ったら、三条大橋に行くと、この八重紅枝垂れ桜に出会えますよ。