京都市伏見区にある京都競馬場の裏に淀水路があります。
この淀水路沿いの遊歩道には、多くの河津桜が植えられており、本格的なお花見シーズンよりも早い3月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
3月17日。
そろそろ良い具合に河津桜が咲いているだろうと思い、淀水路を訪れました。
7分咲きから満開で見ごろ
淀水路は、京阪電車の淀駅から南東に10分ほど歩くとその入口があります。
京都競馬場の裏側に回るような感じで歩けばよいのですが、地図を持っていないと迷ってしまいますね。
というのも、この辺りは思わぬところで行き止まりとなっている道が多くあるからです。
私もこの日は、何度も行き止まりにぶつかり、結局、淀水路に到着するのに20分ほどかかりました。
横着せずに地図を持っていくべきでしたね。
淀水路の入口に到着すると、近くの河津作は5分咲き。
ちょっと来る時期が早かったかもしれません。
しかし、ここまで来て引き返すのはもったいないので、桜が咲いていようがいまいが、水路沿いの遊歩道を散歩することに。
200メートルほど歩くと、背の低い河津桜が現れました。
対岸にもピンク色の花を咲かせた河津桜が見えます。
どうやら、ちょうど良い具合に咲いているようです。
まだあまり咲いていないのではないかと思いましたが、そんなことはありませんでした。
淀水路の河津桜は、植えられてまだ年月が浅いようで、全体的に背丈が低いものが多いです。
それでも、遊歩道わきに整然と植えられた河津桜が花を咲かせると、とても華やかに見えます。
途中まで来ると、休憩所のようなところがあります。
水の流れとともに見る河津桜はきれいなのですが、あいにく天気が曇りだったので、写真が暗くなってしまいました。
晴れた日に見ると、もっときれいなんでしょうけどね。
下の写真に写っている河津桜は満開。
近くに寄って写真撮影。
河津桜の花は、濃いピンク色ですが、近くで見ると、向こうが透けて見えそうな繊細な花びらをしています。
しばらく水路沿いを歩くと、再び背の引く河津桜に出会いました。
この桜も満開ですね。
淀水路の桜は、河津桜しかないわけではなく、枝垂桜も植えられています。
しかし、見ごろ時期が河津桜とは違うので、同時に満開の状態を見ることはできません。
枝垂れ桜の見ごろは、4月に入ってからでしょうね。
さて、河津桜ですが、多くは見ごろを迎えていましたが、まだ5分咲き程度のものもたくさんありました。
なので、あと1週間ほどは、河津桜を楽しめそうですね。
ベンチの隣の河津桜は満開。
晴れた日にこのベンチに座って河津桜を眺めたいものです。
最もがきれいだったのが、橋の近くに並んだ河津桜でした。
近くに公園があるので、そこで休憩しながら見ると良いでしょう。
橋の上にあるバス停付近の河津桜も満開。
雲ってはいましたが、ちょっと早いお花見を楽しむことができましたよ。
ソメイヨシノの開花を待てないという方は、淀水路に河津桜を見に行ってみてはいかがでしょうか。