京都市内には、世界遺産に登録されているところがいくつかあります。
金閣寺や銀閣寺など多くの場合、世界遺産に登録されている観光名所は、拝観料が必要となるのですが、左京区に建つ下鴨神社は特に拝観料を納めなくてもお参りすることができます。
なので、私自身、下鴨神社にはよく訪れます。
2013年の年始のお参りにも当然のように下鴨神社に訪れました。
巳年の絵馬がちょっと怖い
年明けから1週間以上経っていたため、人が少なそうな感じです。
参道を歩いていても、混雑しているということはありませんでした。
境内への入口の楼門に到着。
冬ということもあって、木の枝から葉がすっかりなくなり、楼門全体が見やすくなっていました。
葉に邪魔されず建物を眺めることができるのは、冬の京都観光ならではと言えますね。
境内に入ると、正面に大きな絵馬が掲げられていました。
ヘビの絵がちょっと怖い感じです。
あまり長い時間見ていると、飲み込まれそうなので、すぐに本殿に向かいました。
本殿は、下の写真に写っている門の奥にあります。
門をくぐったら、干支ごとの小さな社があるので、自分の干支が書かれた社にお参りをします。
本殿は、西本殿と東本殿があります。
お参りをする場所は、両方のちょうど真ん中にあるので、そこでお参りをすれば、西本殿にも東本殿にもお参りをしたことになるのでしょう。
ちなみに西本殿には賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、東本殿には玉依姫命(たまよりひめのみこと)が祀られています。
御神徳は、世界平和、五穀豊穣、殖産興業、病難方厄除けなどいろいろとあるそうです。早い話が、どんな願い事もかなえてくれるということでしょうね。
お参りを済ませた後は、境内の東にある反り橋へ。
反り橋の向こうに見えるのは、みたらし団子の起源と伝えられる御手洗社(みたらししゃ)です。
その前にある御手洗川は、土用が近づくと、水が湧きだします。その様をかたちどったのが、みたらし団子といわれています。
反り橋付近には、鏡餅もありました。
最初見た時は、誰かが雪だるまを作ったのかと思いましたよ。
修理が行われていた橋殿もすっかり仕上がっていました。
そう言えば、参道のモミジがすっかり散っていました。
下鴨神社の紅葉は遅いので、正月まで残ることがあるのですが、さすがに2013年は寒波の影響で、早目に散ってしまったんでしょうね。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。