真冬に大谷本廟に参拝した・2026年

1月中旬に京都市東山区の三嶋神社に参拝した後、北西に約3分歩き、大谷本廟(おおたにほんびょう)にも参拝しました。

大谷本廟は、西本願寺の親鸞聖人の廟所。

五条坂の近くにあることから、清水寺を訪れる途中に立ち寄る旅行者や観光客の方をよく見かけますが、境内はそれほど混雑しません。

特に冬は人が少なくなります。

師弟愛の碑と親鸞聖人の像

大谷本廟には、京阪電車の清水五条駅から五条通を東に約5分歩くと到着します。

入り口付近は、やはり人がまばら。

入り口

入り口

海外からお越しの方がちらほらと記念撮影している程度ですね。

入り口に架かる円通橋は、横から見ると大きな穴が2つ空いていることから、めがね橋とも呼ばれています。

円通橋

円通橋

石造の反り橋になっていて、奥に建つ総門と一緒に眺めると、江戸時代の京都の景色はこんな感じだったのかと想像させます。

記念撮影したくなる気持ちがよくわかる。

円通橋を渡り参道を東に少し歩くと、左手に師弟愛の碑。

子弟愛の碑

子弟愛の碑

昭和9年(1934年)9月21日の室戸台風で、大阪府豊能郡豊津尋常高等小学校の生徒51人が校舎の倒壊で死亡し、2人の女性教師も殉職しました。

その時、京都女子高等専門学校の卒業生だった横山仁和子先生が、3人の学童を身体でかばい亡くなったという。

翌昭和10年9月21日。

室戸台風の犠牲者を悼み大谷本廟で一周忌の追討法要が営まれ、「関西風水害罹災学童碑」の除幕式もあわせて行われました。

石碑に刻まれた子どもたちを包み込む女性は、横山仁和子先生なのでしょう。

師弟愛の碑から少し東に進んだところには、浄土真宗の開祖の親鸞聖人の像も立っています。

親鸞聖人

親鸞聖人

手前には、石に囲まれた芝生に細い枝のような木が刺さるように植わっていますね。

どうやら、ボタンらしい。

こんな弱々しい木も、やがては巨木になるのですから植物の成長力に驚かされます。

境内でちらほらと咲くサザンカ

参道をさらに東に進み、石段下から総門を見上げます。

総門

総門

この前でも、旅行者の方が記念撮影中。

総門をくぐった先の石段上に建つ仏殿の前へ。

仏殿

仏殿

近くの噴水は、以前は花噴水となっていて華やかだったのですが、このところ、花が供えられていないことが多く、ちょっと寂しい。

それでは、仏殿にお参り。

仏殿の北側では、サザンカが薄いピンク色の花をちらほらと咲かせ、曇り空で薄暗くなった境内をちょっとばかり明るく見せていました。

サザンカと二天門

サザンカと二天門

奥に見える二天門には、持国天と広目天が怖い顔をして番人のように立っていますよ。

こちらも、忘れずに見ておきたい。

二天門の先は、広大な敷地。

一番奥に建つのは、明著堂。

明著堂

明著堂

仏殿の隣に建つ読経所の裏側でも、サザンカが赤色の花を咲かせていました。

サザンカと読経所

サザンカと読経所

まだ花数が少ないですが、1月下旬になると、木全体に占める赤色の割合が高まってくるはず。

明著堂の前には、参拝者が供えた彩鮮やかな花がずらっと並び、絶えることなくお参りする人がいることを物語っています。

供えられた花

供えられた花

親鸞聖人の墓所である祖壇の前に位置する明著堂は、拝堂であり、参拝者はここからお参りするようになっています。

それでは、正面に立ち祖壇に向かってお参り。

閑散として寒い境内。

それが、手を合わせるだけで気持ちを引き締める。

明著堂にお参りを終えたので、そろそろ大谷本廟から出ることに。

来た時と同じく、参道にはほとんど人がいませんでしたよ。

なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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