京都駅ビルに「東広場ライトアップ 光の和絵巻 -四季の京夜灯-」を見に行った・2025年

12月下旬にホテルオークラ京都にイルミネーションを見に行った後、京都駅を訪れました。

京都駅ビルでは、通年で大階段のグラフィカルイルミネーションPlusを見られ、季節に合わせた映像が上映されています。

また、2024年12月13日から2025年12月31日まで、「東広場ライトアップ 光の和絵巻-四季の京夜灯-」も開催されており、夜の京都駅ビルの壁面にプロジェクションマッピングで有名な建物が描かれます。

1年以上行われていたのに全く気づかず、もう終了間際となっていました。

大階段のグラフィカルイルミネーションPlusと夜景

ホテルオークラ京都から京都市役所前駅で地下鉄に乗車すれば、15分くらいで京都駅に到着します。

でも、今回は四条河原町のGOOD NATURE STATIONにも立ち寄り、イルミネーションを見ようと思ったので徒歩で京都駅に向かうことに。

GOOD NATURE STATIONは、中が迷路のようになっていて、エレベーターを上がったり下がったり、ホテル内をうろうろしたり、結局、どこでイルミネーションを見られるのかわからなかったので、諦めて出ることにしました。

これ以上、館内をさまよっていたら不審者と思われて通報されそう。

約30分歩き、京都駅の烏丸中央口にやって来ました。

ミニチュアの羅城門がオレンジ色に灯され、後方では、赤みがかった白色に輝く京都タワーが夜のバスターミナルを見下ろしています。

京都タワーと羅城門

京都タワーと羅城門

以前は、この時期になるとバスターミナルに電球がたくさん取り付けられていたのですが、この日はいつもと変わらない夜景。

もう、クリスマスに合わせて夜のバスターミナルを装飾するのはやめたのでしょうか。

京都駅ビルのエスカレーターに乗って、大階段の前に向かいます。

かつては、ここにもクリスマスツリーが置かれていたのですが、コロナの流行とともに見られなくなりました。

でも、グラフィカルイルミネーションPlusは、今も変わらず通年で行われていますよ。

大階段のグラフィカルイルミネーションPlus

大階段のグラフィカルイルミネーションPlus

この日も、クリスマスの映像などが見られ、大階段の前には撮影する人の姿がありました。

エスカレーターに再び乗り、左に大階段を見ながら大空広場を目指します。

グラフィカルイルミネーションが映された階段を人が歩いていると、まるで空中浮遊しているようでおもしろい。

大空広場からは、南向きに夜景を眺められます。

夜景

夜景

遠くまで、無数に小さな明かりが見え、天の川を見下ろしているよう。

高いビルが建っていないところが、夜景にも京都らしさを感じます。

空中経路SKYWAYを歩く

10階から京都拉麺小路を抜け、空中経路SKYWAYを歩いて、東広場を目指します。

近未来的な通路は歩いているだけで気持ちが高ぶってきますね。

見下ろすと、バスターミナルの屋根の一部にイルミネーション。

イルミネーションと噴水

イルミネーションと噴水

光の隙間から噴水も上がっています。

下からだとイルミネーションが見えず、水道管が破裂したんじゃないかと勘違いする人もいそう。

空中経路を歩く人だけにこっそりとサービスしているんですかね。

空中経路からは真正面に京都タワーも見えますよ。

いつもは見上げてばかりですが、目線が同じ高さになると立場は互角だぞ。

京都タワー

京都タワー

よく見ると、表面がうろこ状になってるのがわかります。

空中経路の中は、赤色のややL字型の光が何本も取り付けられ、SF映画でよく見る非常事態を告げるような危険な色。

空中経路

空中経路

でも、何も起こりませんからご安心を。

東広場の壁面のプロジェクションマッピング

空中経路の東端まで来たところで、下りのエスカレーターに乗ります。

エスカレーターが下がるにしたがって、壁面に映された蛍光色のプロジェクションマッピングが上へ移動しているように見えます。

東広場

東広場

プロジェクションマッピングでは、伏見稲荷大社金閣寺などが映され、雪が降ったりもします。

「光の和絵巻-四季の京夜灯-」と称するように季節ごとに違った映像が見られたのでしょう。

もっと早くに気づいて、春夏秋冬の映像を見たかったですね。

時折、空を舞う鶴。

鶴と清水の舞台

鶴と清水の舞台

清水の舞台の上を飛び去っていきます。

東広場の中央も、暖色系の灯りで装飾されていますよ。

東広場の輝き

東広場の輝き

以前は、もっと派手にクリスマスらしい装飾が見られたのですが、時代の風潮なのか控えめ。

広場の片隅では、たまねぎ型の光のアーチが設置され、流れ星や三日月などが施されていました。

光るたまねぎ

光るたまねぎ

中に入って記念撮影できるようになっていて、訪れたカップルが楽しそうにポーズしていました。

でも、記念撮影する人は少なめ。

そろそろクリスマスだというのに賑やかさが足りなく感じる夜でしたよ。

なお、夜の京都駅の様子は動画にも収めたのでご覧になってください。

動画の方が、グラフィカルイルミネーションもプロジェクションマッピングも、どのような感じかわかりやすいと思います。

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